大阪お茶会 | 人生いろいろ

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自分の過去を冒険して文字に残したいと思いつき、ここに記します。ネタがないときには過去~現在~未来と自由に行き来します。

本日、NPO法人グループネクサス主催の大阪お茶会に初参加です。
やっと病いから解放されて元の身体に戻ったことに感謝して、同じ病気の人々が集まるこのお茶会に参加してみようと思い、前から予定に入れてました。

さて本日、場所は大阪市立大学医学部付属病院、ここは私が働いている会社が工事を行った建物だ。そのころのことを思い出しながら、どうやって行こうか悩んだ。せっかく時間もあることだし、いっそのこと自転車で行こうかと思い立ったのは朝であった。片道は約15km、いつものペースなら40分くらいで到着できる。しかし、以前の体力までは自信がなかった。多く見ても1時間あれば、着くだろうと思い、意を決して自転車で行く事にした。

思ったよりも心拍数は高くならず、順調に走れた。10時に出発して10時45分頃には阿倍野のキューズモールに到着。早く着きすぎて、昼食をとるのにうろうろして結局1階で見つけたラーメンの神座に入った。道頓堀店にはよく行ったが、ここは初めて。広々とした店内は明るい原色でデザインされていて、可愛い店員さんが駆け回っていた。味は相変わらずおいしい。白菜がしゃきしゃきして、ぴりっと少し辛い独特のスープは本当にうまい。付け合わせのニラを山盛り入れてほうばった。うまい!

その後に市大医学部付属病院の6階のレストランパティオに行った。ネクサスのお茶会のエリアは一般客と区分されていて、奥の方に区切られていた。入るとすぐに幹事の男性が受付に誘導してくれた。初めてなので、名札の記入をして、とりあえず席に着いた。悪性リンパ腫といっても、いろいろな型があって、大きくは濾胞性とびまん性とそれ以外に分類される。私はびまん性であった。集まっていた人々も大きくはこのどれかにあって、私と同じ型の人が同じテーブルにいたので、話し込んだ。

全部で20人くらいだっただろうか、世話人が数名と現役の医師や看護師も参加していた。私と同じびまん性の人は10人くらい集まっていた。みんなそれぞれいろいろな経緯をたどって今日に至っている。見た目は元気なのに、病歴を聞くと大変な治療を経て来たようで、それぞれ人には言えないような経験をしているんだなと感じた。

再発がやはり心配だったが、私と話した女性はその再発があって、治療中だった。自分の血液を使って自家移植する造血幹細胞移植を主治医から勧められているようで、それをすれば直るという保証はなく、悩んでいる様子だった。高年齢のこともあり、副作用も相当心配である様子だった。

最後は主治医をどれだけ信用できるかだろう。自分の心の部分を強くもって病気に立ち向かうことが重要な気がした。しかし、自分がもし再発したら、どうなるのだろうかと思うと人ごとではない。

このような集まりが定期的にあるのは本当に心強いことだ。次回は1月15日、次男のセンター試験の日だ。体調に変化がなければまた是非参加したいと思った。

さて帰りも自転車だ。事故をしないようにひたすら交差点では慎重に運転しながら、無事自宅に到着した。総走行距離は39kmだった。無事完走でき感慨無量だった。同じ病気の人々との語らいと久々の長距離チャリ運転に満足の一日だった。