第37回 ブルースのコード進行を解明!! | ギターをさわったこともないど素人がたった90日で即興演奏が出来るようになり異性から一目置かれる存在になる方法

ギターをさわったこともないど素人がたった90日で即興演奏が出来るようになり異性から一目置かれる存在になる方法

普通の教則本では絶対に学べない、生々しいギターの弾き方、音の出し方を紹介。ギターが思うように上達しない原因を徹底的に分析し、どうしたらより楽しく上達していけるか?
ここにスポットを当て、新しいメソッドを展開しています。

こんにちは!!

今回もさーしーブログに遊びに来ていただき、本当にありがとうございます!!

さーしーブログは、3ヶ月で即興演奏が出来るようになってしまうブログです。

もし、本気で実現したいと思われる方は、
第1回から順番に読んでいただければ、間違いなく、より効果を発揮することでしょう。

では今回ですが、

今回はまたバッキングのご紹介をします。

それと、コード進行についてもお伝えします。

前回までに、バッキングのためのフレーズについては、2つご紹介しました。

それに対して、ソロのためのフレーズは、全部で5つと、
そのバリエーションをご紹介しています。
(「ソロ」とは、「ソロパート」のソロ。日本語では、「独奏」という意味があり、わかりやすく言うと、1人、代表で演奏する人。というふうに考えて下さい。)

ソロについては、これからもご紹介していきますが、
とりあえず今までにご紹介したもので、

実際のジャムセッションの場において、充分成立する内容であり、

これらのフレーズに、より慣れていくことで、
技や、組み合わせを工夫すれば、
いかようにも演奏のクオリティを上げていくことが出来ます。

そして、「慣れる」というのは、
同じフレーズや、技を何度も繰り返すことです。

カッコ良くギターを弾くために、

「もう出来る」というのと、
「慣れる」ということの違いを知ることが大事です。

「もう出来る」と、思っても、そこから更に何度も繰り返すと、
本当の意味で「手が覚える」という境地に達して行きます。

そうなると、そのフレーズを弾く時に、
「考える」という作業が一切必要なくなります。

すると、あなたのインスピレーションがそこにあれば、
瞬時に勝手に手が動きます。

その状態になった時、最高の音がそこにあり、
あなたにとって最高の演奏が生まれます。

フレーズの数はさほど問題ではないのです。

そうなるには、ただ繰り返す。

頭を使って何かに取り組む。
そういったことは全く必要なく、

何も考えずに、ただ繰り返す。
これが大切です。

是非テレビでも見ながらやっていただけたらと思います。

そして、バッキングについても、
ソロと同じように、これだけ出来れば実践には充分。

というところまで、続けてご紹介していこうと思います。

まずは、実践に対応するために必要だと思えるフレーズを一通りご紹介していきます。

そしてそこから更にアイテムを増やしていく、
という方向で、進めていきたいと思います。

では今回は、バッキングのためのフレーズ3ということでご紹介します。

今回のフレーズは、より実践的で、
より幅広いテイストに対応出来るフレーズです。

メジャーにも、マイナーにも使えます。

そして、アップテンポ、ミドル、スローにも有効です。

比較的低い弦、つまり音の低い弦を使うので、
よりバッキングらしいバッキングになります。

ダブったとしても、さほど気にならないフレーズとも言えます。

では動画をご覧ください。

バッキングのためのフレーズ3
http://www.youtube.com/watch?v=XO2dr0BZz9o

ご視聴ありがとうございました。

ちょっとアップロードの関係で、
急に終わってしまっていますが、
内容的には問題ありません。失礼いたしました。

これも、カラオケにあわせて練習すると、非常に効果が出ると思います。

何度もやると、ただ弾くだけでは飽きてきて、
自分からいろいろ動きを出したい。という気持ちが出てきます。

そうなったら、動画のように、いろいろやってみてください。

バッキングの最大のポイントは、隙間です。

もちろんインスピレーションは、ソロだけでなくバッキングにも必要です。

ここだというところで音を出す。

これも、聞くことでインスピレーションを蓄えていくことが出来ます。

バッキングのインスピレーションを蓄えたいと思ったら、
聞く時に、その曲のバッキングを意識して聞くのです。

最初は意識することが必要ですが、何度か繰り返すと、

意識しなくても、必要に応じて、
必要な音が浮き出て聞こえるようになってきます。

ちなみに私は、ベースとドラムも大好きなので、
勝手に浮き出て聞こえてきます(笑)

では、コード進行についてですが、
前回の記事で、ブルースセッションを「本」に例えたお話しをしました。

「ルートキー」とは、道であり、その曲の背骨、あるいは軸。

そして、それにテンポとリズムを合わせたもの、

1.ルートキー
2.テンポ
3.リズム

この3つを合わせたものが本の表紙というかたちになります。

そして、コード進行とは?

「紙」の部分だというお話しをしました。

本には必ず紙が使われます。
表紙はその本によって変わりますが、紙は常に紙です。

コード進行というのは、ブルースというジャンルを表したとき、
もっとも重要な要素を持ったひとつの法則になります。

先に言っておきますが、ブルースと言われる曲の中にも、
コード進行が同じではないものもあります。

本に例えると紙ではないもので出来た本。

そんな例えになります。

ですが、それはやはり材料は違っても、
本であるという解釈が出来さえすれば、

その人にとっては本でありますから、それにはかわりありません。

ブルースなのに、コード進行が違っている曲というのは、
コード進行は違うけどブルースの要素が強い曲だということも言えるわけです。

そう言ったもののほとんどは、
ブルースの定番のコード進行を少し変化させたものだったり、

コード進行は違っても、使っているコードは同じだったりすることが多いと言えます。

ですがそれに対して、1番定番のコード進行というものが存在します。

それがブルースのコード進行と言われるものであり、

音楽の中で、最もシンプルでありながら、
最も深く、最も応用性の高いコード進行。

それがブルースのコード進行。

つまり、「3コード」と呼ばれるものです。

スリーコード。

その名の通り3つのコードという意味です。

3つのコードを使い、それに対して、
小節の数が決まっています。

ただ厳密に言えば、この3コードに関してはコード進行の中で、
いくつか選択肢がある場所があります。

ブルースの3コードは、12小節からなりますが、
その中の2小節目と10、11、12小節目に、「どっち」のコードを使うか。

という選択肢です。

これはもしセッションの時にその通りにしなかったとしても、
さほど気にならない程度のレベルです。

ですので、順を追ってまた後々お伝えします。


では、小節についてお伝えします。

例えばルートキーがAだった場合。
その曲の中で使うコードはA、D、Eです。

全てのルートキーに対して3つのコードが存在しますが、
ここでは3つのコードの関係性と、その小節数についてお伝えします。

ルートキーが変わる場合は、
あくまでそれを応用するというかたちで使っていっていただきたいと思います。

その方がより実践的であり、ひとつのパターンをマスターし、
それを応用する方が、覚えるという作業を省略出来るからです。

では、3つのコードの関係性です。
Aに対してDは、5フレット離れているという関係性になります。

Aの、5フレット上がDです。

そして、Eは、Aに対して7フレット上です。

ということは当然、Dの2フレット上がEということになります。

そしてルートキー、この場合はAを0と数えると、そのフレットの数は、
0、5、7、という関係性になります。

そして、小節数です。

まず、Aで、4小節、
次に Dで、2小節、
次に Aで、2小節、
次に Eで、1小節、
次に Dで、1小節
次に Aで、1小節
次に Eで 1小節

これで全12小節です。

覚えるとすれば、
4.2.2.1.1.1.1
というかたちになりますね。

この12小節を大きく区切ると、
4小節×3となります。

ここに紹介したパターンが最も定番と言える3コードのパターンです。

そしてこの中で、微妙なコード進行の選択肢が存在しています。

でもこの最も定番なパターンさえマスターすれば、
その細かい選択肢というのは、後でどうにでもすぐ対応出来ます。

まずは定番のパターンをマスターして下さい。

では動画をご覧ください。

3コードのコード進行について
http://www.youtube.com/watch?v=gKaywpsnw2c

ご視聴ありがとうございました。

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お詫び申し上げます。
すみません。ねこが乱入してきてしまいました。

ちょっと変わったネコの鳴き声だったと思いますが、
うちのねこは老猫で、もう20歳を越えています。

あの鳴き方は癖になっていてよくやるんです。
ちょっとボケてきたのかもしれませんね(笑)
失礼いたしました。
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さてこの3コードのコード進行。

これこそが、ブルースセッションの要であり、そして、
「聞くこと」によって習得すべき最大の要素になります。

この3コードの進行が1度感覚として身体に染み付くと、
それに対してインスピレーションが沸くようになってきます。

その時のコードに対して、どのフレーズを当てていくか?

コードとコードの変わり目にどの音を選ぶか?

こういったインスピレーションは、
この3コードが感覚としてわかるようになってこそ出てくるようになります。

ちなみにこのさーしーメソッドでは、
最初の段階から、ブルースの曲を聞くようにプログラムを作ってきました。

しかしその際、3コードの曲という限定をしませんでした。

ですので、定番の3コード以外の曲を聞かれた方も、
いらっしゃるかもしれません。

しかしあえて3コードについて先に説明しなかったのは、

理論的なことは一切考えずにまずは聞いていただき、
ブルースという音に、感覚として、慣れていただくため。

そして、ブルースとはなんだろう?
ブルースのルールってなんだろう?

こういった疑問を先に持っていただき、
そうしながら、指先の物理的なスキルを付けていただきます。

そして、ある程度指先の技術や筋肉がついた段階で、
且つブルースを聞きこんで、ある程度記憶にインプットされた状態で、

3コードの仕組みをお伝えした方が、よりスムーズに理解出来ると考えたからです。

そのことによって、ブルースの定番のコード進行と、
そうでないものとの違いも、わざわざ説明しなくとも、
すぐに理解していただける。

ということから、このような順序にさせていただきました。

ちなみに、更に詳しく知りたいという方は、
いいサイトを見つけたので、そちらのリンクを貼っておきますので、
もしよろしければご覧になってください。

ブルースセッションについて
http://www.marby.info/blues/lesson/lesson5.html

このサイトは、非常にわかりやすいと思います。
興味があれば、他のページも見てみてはいかがでしょうか。

人は、必要だと思った時に手を伸ばします。

なかなか覚えられない、というような時、それは実はそんなに必要ないからです。

さーしーメソッドでは、
「知りたい」「やりたい」
という気持ちを先に作り出す、

ということに重点をおいたコンセプトで作られています。

そしてそのためにやることは
「聞くこと」
ただそれだけです。

「聞くこと」なら誰でも出来ます。

聞くことさえ出来れば、
後は自分の気持ちに従って、行動すればいいだけです。

そしてその中枢部に目的があるわけです。

あなたの目的を叶えるために、
これからも良き音楽、良きブルースを聞き続けて行って下さい。

聞き方については、
「第4回 もしギターを持っているなら今すぐ捨ててください!!」
更に詳しくは、
「第17,5回 曲を知るまでの行程(最重要)!!パート2」
こちらでご案内しています。

では長くなりましたが、最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました!!

是非またお会いしましょう!!