政府が緊急事態宣言を発令し、
飲食店に対して20時迄の時短営業を要求しました。
コレに伴い、外食で夕食を摂れない人がいるみたいで
報道が「夕食難民」なる表現をしているようです。
ふむ。
そもそもおれは日常的にケトジェニックを実践してるので
外食・中食の選択肢って著しく限定されるんですね。
(以前スキー場に行ったらコーヒーしか頼めるメニューが無かったw)
なので必然的に自炊になります。
昼も毎日自前の弁当を持参してます。
毎日ほぼ似たようなメニューになりますが、
日々健康・快適に過ごせるメリットを実感してしまうと
元の食生活には戻れません。
マコなり社長なんかは「自炊は人生のリソース的に費用対効果が悪い」
と仰ってて、そーゆー意見も解りますが、
この、食の選択肢に溢れた現代社会において
必要な物だけを選択し、不要なものを避けるってのは、
かなり大変な作業になります(というかおれはかなり大変です)。
だって米もパンも麺も無いランチ出してるお店なんて無いでしょ?
そんな労力を鑑みると、断然自炊の方が楽だという結論です。
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個人的には平日に料理する時間が無い人も、
休日に粗方仕込んでおけば大丈夫ではないかと思ってます。
おれもそうしてるし。
料理に関しては好き嫌い・得手不得手もあるだろうから
一概に「全員自炊しろ」とは言いませんが
享受できるメリットも大きい・多いので
個人的にはいい切っ掛けとして取り組んでみることをお勧めします。
毎日の献立に迷う人もいるかもしれませんが、
極端な内容でなければ基本同じようなカンジでいいと思います。
(特に独り暮らしの方は家族からクレームが出ることも無いし)
「毎日同じようなメニューは飽きる・食事の楽しみが減る」
って意見も勿論理解できますが、極論で言うと
ソレは人間の大いなるエゴだと思います。
「美食」とは人間が長い歴史の中で築き上げてきた尊い文化・芸術であると同時に、
人間が自分たちの都合で奪った「等しく尊い命」に対して
美味いだの不味いだのと優劣を付ける罪深い業です。
想像してみましょう。
ライオンが「ここ数日牛が続いて飽きたから今日は馬にするか」だの、
キリンが「木の葉ばっかり食べてたからそろそろ草が食べたい」だの、
そんなこと考えてますかね?
そんなわけないw
食べないと死ぬから食べるのです。
(極論ですけどね)
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美味しい物に興味が無いなんて勿論言いません。
(寧ろ好きw)
でも「たまーにでいいかな」ってのは個人的結論ですかね。
というか「粗食=不味い」と思ってないというかね。
シンプルなおかずに感謝して美味しく食べられなくなるのは
色んな意味で危険信号なんじゃないかなと思います。
この飽食の時代に
「健康や生産性を犠牲にしてまで毎日好きなものを好きなだけ食べたいか?」
と問われたら、
おれは「別にいいです」って話でした。
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追記1:
蛇足ですが「栄養バランス云々」を言うのも地球上の生物で人間だけですね。
(本能的に調整してる動物はいるでしょうけど)
追記2:
コンビニの期限切れ弁当を与え続けた豚が奇形児を生んだそうです。
怖っ。