多くのコメント本当にありがとうございます。最近、私の頭の中はこの問題で一杯です。そのためかどうか分かりませんが、先週はめずらしく体調を崩してしまいました。それにしても、昨日聞いた話は正直ショックでした。詳しいことは残念ながらまだ書けませんが、大きな方針転換を余儀なくされそうです。


本件の最大の問題はあまりにも情報不足かつ幅広い議論がなされない中で、大方針が既定方針のごとく極めて短期間で唐突に決められ、それに沿ってコンセンサスを得ずに急ピッチで(やっつけ仕事のように?)進められていたことです。そのために今回大きな壁に突き当たったのだと思っています。


住民投票の署名も予想をはるかに超える7千名以上の賛同者が集まりました。本市における脳外科の確保・過当競争の緩和・市財政負担の削減の3点は一定理解できるものの、具体的な数値の提示をはじめ情報開示は決して充分とは言えません。というよりもむしろ感覚的な直感で決断がなされた感が否めません。


市民の皆さんからの率直な質問である

「本市の規模では総合病院が多すぎるのでは?」

「職員の人件費負担が重過ぎるのでは?」

「60年以上の歴史がある舞鶴市民病院の経営断念は誰の責任か?」

「経営断念により市内の医療サービスは低下してしまうのでは?」

「救急医療や小児医療等の不採算ではあるが大切な医療サービスを誰がやるのか?」

等といった本質的な疑問にしっかり数値を指し示して、現時点で答えられるのでしょうか。

あまりにも詰めが甘いのではないでしょうか。