穏やかな休日

３連休が終わりかけている。普通の週末だと思っていたら、昨晩今日、月曜日も休みであることにたまたま気が付き、急遽３連休となったので大したこともできなかった。

妻が先週帰国したので、この３連休は家事に勤しんだ。地場スーパー、日本スーパー、コストコとスーパーをハシゴして買い出しに励んだ。コストコでは豚肉を固まりで買ってきて、家にあるミートスライサーで薄切りにした後、一回分の食事の量に小分けして冷凍保存した。数週間分の量になった。

また、最近は会社での昼食に弁当を持っていくことにしたので、ご飯を６合炊いて、全てチャーハンにしてやはり小分けにして冷凍した。

洗濯をして、掃除機を丁寧にかけた。キッチンまわりを水拭きもした。包丁の切れ味が悪くなってきたので、アマゾンで数ドルの研ぎ器を注文した。

僕は以前こういう家事ができる人間ではなかったのだが、いつからかこういうことができるようになった。こうした家の細々したことをきちんとこなすということとてもスッキリして精神衛生上とてもいい。

以前結婚前に一人暮らししていたときには、家事ができないどころから家の中が散らかりまくっていて、自炊はほとんどせず外食ばかりだった。お金は全くたまらず、勉強もしなかった。早起きもできなかった。仕事もいまいちだった。変われば変わるものである。

こういう新しい習慣は何か一つの大きなきっかけでガラリと変わるというよりは、細かい気付きの積み重ねだと思う。例えば、多分５年くらい前だが「会社の机が散らかっている人は頭の中も散らかっている」と友達に言われて、それから机をきれいにすることにした。そういう細かいことがいくつもあった気がする。

最近はやはりless but betterだ。今やろうとしていることが、本当にやらないといけないことなのか立ち止まって考えるようにしている。たくさんのことをやるよりも選りすぐったことに力を注ぐようなイメージで日々過ごしている。なかなか理想通りにいかないこともあるのだが、多分これものちのち振り返って良かったと思える習慣になると確信している。