研究テーマを考え中。

 

昨日まで、京都府綾部市と、島根県隠岐郡の海士町で保健医療福祉の取り組みを見させてもらったり、住民さんのお話を伺う機会をもてたことで、【住民主体の健康的なまちづくり】という概念への興味が俄然わいた。

 

健康的なまちづくりって、どうやってするんだろう?

 

サーチ都市のデザインを、健康が維持増進されやすい方向に検討するアプローチ

 

サーフィン行政が旗振りをして、健康が維持増進されやすい施策を打つアプローチ

 

ゆめみる宝石訪問看護師や、病院の看護師、行政の保健師が街へ一歩踏み出して、住民さんの健康増進に寄与するアプローチ

 

ゲームポケモンGOのように、新たな仕組みを世に投入することで、これまでの健康課題をがらっと変えちゃうアプローチ

 

虹今回勉強した「コミュニティナース」というアプローチで、行政や病院とはちがう立ち位置からリーチして、住民さん主体の健康増進活動を企業さんも巻き込んでエンパワメントしていくアプローチ

 

一言で「健康的なまちづくり」といっても様々なアプローチがあって、

医療専門職じゃないとできないアプローチもあれば、もっと視野を広く地域全体のもつ資源を全体的にとらえてつないだり配分したりするアプローチもきっとある。

 

私は看護師で保健師で養護教諭の免許も持っているけど、臨床的なフィジカルのアセスメントはとっても苦手で、「医療専門職」という枠で専門性を発揮するのは、自分でもちょっと難しいかなぁと思っているゲロー

 

だけど、保健医療福祉のベーシックな部分とか、根底にある考え方みたいなことを知っているのにプラスして、社会や経済、いろーんなことに幅広く興味がって学ぶ意欲があることが、しいて言えば自分の強みなんじゃないかと思っている。

 

だから、コミュニティナースという立ち位置に限定せず、まずは広く「コミュニティ・ケア」への関わり方にどんなものがあるのかを調べてみようと思う。

 

厚生労働省事業の報告を読むだけでも(http://ikigai-zaidan.or.jp/wp-content/uploads/2015/04/gaiyouban2015.pdf)各地で様々取り組みが行われて、成果が出ているらしいことがわかる。

 

これが、広く社会に広まって、日本国内での取り組み方ががらっと変わる日はどうしたらやってくるのだろう?

 

流れ星発想力豊かなリーダーの立案・運営から、事業内容の仕組化をして事業継承がうまくいくようになること?

 

流れ星今ある取り組みが、学校教育に取り入れられ、多くの人に知られることで担い手が増えること?

 

綾部に行って、コミュニティーナースという関わり方へのニーズの大きさはひりひり感じた。

 

行政もきっと、移住して地域の健康増進に寄与してくれるナースに対してお金を出してくれることだろう。

 

事業が継続していくためには、お金の出入りがクリアになることがとても大切で、短期集中型の住民や第三者への役割委譲を前提とした活動であったとしても、マネタイズできることはここをフィールドに選ぶ人にとって超々大切なファクターだと思う。

 

「民間委託・受託」的なキーワードも含めて、経営の観点も含めてまちづくりに関わる人たちの活動を調べたいなぁ、というのが今の思い。

 

いくつか、コミュニティケアを行っている団体さんに見学に行ってみようと思っています。