格好良い人また教えてもらったー!

カンブリア宮殿 2015年4月30日放送 塚本こなみさん


樹木医であり、消滅寸前だったはままつフラワーパークに公募理事長として就任し、二年で来園者2.5倍、売り上げ3倍にまでV字回復させた凄腕経営者塚本こなみさんがカンブリアに出てました。

以前、プロフェッショナルにも出てたみたい~
http://www.nhk.or.jp/professional/2006/0525/



山口さん、西水さん、石坂さん・・・
尊敬する女性達は、みんな度胸があるというか、誰を相手にしてもひるまず声をあげ、進んでいく人たちだなぁと思います。


これまで、「この人の度胸はすごいな~どうしたらこんな風に度胸をつけられるんだろう?」ってずっと思ってたんだけど、その問い自体が間違っていたことを今日教えてもらいました。


度胸は、つくものじゃないんだな~。

今の私に、【自分が好かれる】こと以上の優先度をもってあたりたい、「これだけはゆずれない、絶対に成し遂げたいこと」がそもそもないだけだった。



ベテランの職員のおじさんたちや、利害関係ありありな目の前の人に向かって、自分の信念をしっかり声に出して伝えて進んでいける自分では全然ない。


・・・ちーーん。
最近、課題は並べるけどひとつひとつに別に動かないで、何事にも興味がわかず若干迷子になっている理由はここだなー。


今回の放送を貫いていたテーマは、【感動分岐点を超える】という表現。

経営における損益分岐点のように、感動にも分岐点があるとこなみさん。

「そこそこきれい」「なんでもそろっている」は、なんにもないのと一緒。


「世界一」「圧倒的」をひとつもつ。


・・・あたしは、中身がない人(という表現は失礼なので、言うほどの事をしていない人にします^^;)の発する「世界一」「圧倒的」が大嫌いなんですけど^^;

こなみさんのすごいところは、社員から「世界一なんて言っちゃってもいいんですか?」って聞かれて、「すればいいのよ」とさらっと答えられるその覚悟なんだな!



そして、彼女は数字もとことん見ている。

市営でのんべんだらりと花の咲いてる時も咲いてない時も一律同じ料金をとっていた、そのやり方はちがう!とまず思ったら、10年分の入園者数データに目を通して、入園者の多い時期(見どころが豊富な時期)とそうではない時期とで価格を変動させた(今でも公営で価格変動制をとっているフラワーパークは他にはない!)。

お客様が集中する3~6月だけで年間入園者の7割近い、という数字を知ったら、フリーにしたり、価格を下げたうえに更にお得チケットをつけたりして、それ以外の時期にも「人がやってくる」仕組みを作った。

そしてただ安くするだけでなく、物販でしっかり収益もあげる。


どこで利益を出すのか?

収益を生み出すポイントを、しっかりおさえて価格設定にも、施設整備にかける投資にもメリハリをつけてる。

石坂さんもそうだけど、お金の使い方といいますか、インとアウトに対する考えが気風がいいというか女っぷりがいいというか、めちゃめちゃ格好良くて本当に憧れる!


昨日、新井さんとお話させてもらったなかでも思ったけど、私は本当にこの【数字で考える】部分がへたくそというか今まで逃げて通ってきたというか・・・(ノД`)・゜・。

だからこそ、数字とも覚悟を決めてがっぷり組み合っている人たちを、本当にすごいと思うし、めちゃめちゃ憧れてしまう。。。


そこの勉強、これから自分もしていきたいな~~