Mr.ホスピタリティ。
元 リッツ・カールトン日本代表。
現 人とホスピタリティ研究所の人。
高野登さんのお話を、恥ずかしながら初めて伺ってきました。
普段ワークショップで散々「ホスピタリティ」とか「おもてなしの心!」とか言ってるのに。
実はアタクシ、高野登さんの講演を聴いたことも、本を読んだこともなかったんです。
・・・がびーーんだよね
せめてもの罪滅ぼしに・・・と思い、ここは眼ぇかっ開いて話に喰いつきました。
(後ほどどうしてもしたい質問があったので)
テーマは
『なぜ今『人』なのか、一人一人のモチベーションが社会を変える』。
ご本人も喋りづらいテーマとおっしゃっていましたが、本当難しいテーマですよね。
高野さんのお話を聴いていて、彼の中でモチベーションマネジメントのカギとなるキーワードは、夢であったように感じました。
若者にとって。
企業にとって。
社会にとって。
大事なものは夢であると。
昨今は社会的な情勢もあって、夢を持ちづらい環境があるのかもしれないけれど、若者には夢をもって生きたもらいたいし、企業・社会にはそれを後押しできるような強さ、優しさ、しなやかさをもってほしいと言っていたように思います。
若者の側、組織・社会の側、両方から捉えている視点が素敵だなぁと思いました。
今を生きる若い人へのメッセージ
精神的な脱皮を経験してください。
脱皮は、困難に直面したときにこそ起こります。
困難を避けず、チャンスと捉えて糧にできる人になってください。
現場を体感してください。
旅行だってそうだし、仕事だってそう。
現場には、体感しないとわからないことがたくさんあります。
本を読んでできることは「知る」ことまでです。
同じように頭にあっても、「知っている」ことと「イメージできる」ことは違います。
感動を生むサービスは、イメージすることによって生まれます。
↓
知ることとイメージすることあたりはちょっと意訳ってか付け足しですが。
例えば「部屋にメッカの方角を記した矢印を置いておく」なんてサービスは、知っているだけでもできるかもしれないけど、一緒に生活してみて「あっ、こういう時困るかもしれないな。手助けしてあげれるな」と気付けた法がずっと早いと思うし、着眼点がぶれないのでしょう。
中に入らないとわからない。現場をみないとわからない。ってのは仕事にも言えることだし、普遍的なことなのだなぁと思いました。
ダーウィンは、生き残るのは変化するものだ。と言ったけれど、これからはさらに厳しいでしょう。
これからの社会を生き残れるのは、「自ら」変化を起こせる人だと思います。
英語が必要、とよく言います。
皆さんは「何のために」英語を習うのですか?
私は昔こんな言葉をもらいました。
「自分にできること、社会に貢献するということを、よりグローバルなレベルでできるようにするためだ」と。
英語を勉強するのではなく、どうか英語で勉強をしてください。
自分にとって、英語を使って人に伝えたいこと、やってみたいことは何なのか、今一度考えてみてください。
きっと自分のなかでスイッチが切り替わる瞬間があるはずです。
珠玉の言葉たち。って感じですね~~
そして最後におっしゃっていたこと。
自分の目の前の景色を、自分で変えていく努力をしてください。
この言葉にヤラれましたね。
目の前の景色。自分の立ち位置を変えることができるんは、自分しかいないんですね。
自分、Fight!って思いました笑
言葉遣いを変えることは、意識を変えるための第一歩。
よく言われることだけど、高野さんのお話を聞いていて、その通りだなぁと、初めて腹におちました。
あたしは元来言葉が相当汚いので
努力をすればまだまだ変われるんだなぁとパワーをもらった最後のお言葉でした◎
そしてそして。
高野さんについてらした、来年から晴れてホテルウーマンになるんだというフレッシュな学生さんにもお会いしました。
彼女の笑顔がこれまたとっても素敵なんです
「就活時代のモットーはSMILEでしたから!」と笑う彼女の顔は本当に素敵で、この子に出迎えられたお客さんはきっと幸せな気分になるのだろうなぁと感じさせてくれる、素晴らしいホスピタリティの体現者でした。
あたしもこんな笑顔で人を迎えられる人になりたいなぁと思いました。
まずは会場で購入させていただいた高野さんの『リッツ・カールトンで育まれたホスピタリティノート』と彼女に薦めてもらった本を読んで勉強です!!
(すでに読み始めて悶えています。すごい本だ!)
素敵な出会いをありがとうございました