いつも思うことですが。


坂本先生のお話は。


淡々とした口調・・・というか、思いっきり失礼な言い方をすれば(ごめんなさい)抑揚のない話の展開ながらも、とてつもない熱エネルギーが込められているなぁというのが、今回も共通の感想です。


先生の講演を拝聴するのはこれで何度目になるのかしら・・・と指折り数えてみたりもしたんですが、言ってること。やってることが絶対にぶれないのが先生の魅力だなぁ。と感じました。


ヒマワリ関わるすべての人たちを、幸せにするためのチカラ、それが経営力だ。


ヒマワリ傍観者になってはいけない。


本当にお忙しい毎日のなかで、このメッセージを地道に、愚直に、ひたすらに伝え続けていらっしゃるその姿勢が素晴らしいと思いました。



お話のなかに、あるお医者さまのお話が出てきました。


その方のお名前は、服部匡志先生とおっしゃって、眼科医として働かれているそうです。

Wikipedia


どこの医局にも属さず、フリーで診療を続ける異端児。


しかも一年に半年しか働かない。


通称「赤ひげ先生」。


一体どんな先生だよ!と思うけど、その素顔はとってもとっても素敵な人。


半年間日本でひたすらに治療をして得た年収(400~500万らしいよ)を手に、ぽーんとベトナムに飛ぶ飛行機


ベトナムでは報酬は一切受け取らず、日本で稼いだお金で滞在費から治療にかかるお金まで(!)をすべてまかない、ベトナムの人たちの眼に光を取り戻している。



皆さんは、この話を聞いてどんな感想をもたれますか?



私は、この人をうらやましいと思い、幸せな人だなぁと思いました。



人の役にたつという幸せを、めいっぱい感じていらっしゃるんだろうなぁと思ったんです。


もちろん、こんだけのことをしている人なんだから、自分のお金の切り崩しなんかじゃなく、なんとかいろんな援助を受けてもらいたいなぁって思いは同時にあるけどね。



そして、「働き方」って、枠に縛られなくていいものなんだ。ってことも、この話を聞いて感じました。


一年フルに働かなきゃいけないなんて法律はないし、自分が生き残れて、かつ楽しい、充実していると実感できる毎日を過ごせるならば、やり方なんてなんだっていいんだなぁ!と。


あたしは最近「安心」とか「安定」って言い過ぎてるなぁと自分自身を反省しました。


安心・安定を目指すのもひとつの道で、そこを突き進めるならそれも格好良いけど、あたしの場合は「でも夢が・・・」とか「やりたいことが・・・」とか中途半端なこと言ってるから格好悪いんです。


すべてを囲いこむんじゃなく、自分にとって「大切なこと」をしっかり認識しなければ。と改めて思いました。



坂本先生、いつもありがとうございます。