お疲れ様でした。
先日、無事に撮影会が終わり、
17年間の最後のお仕事が終わりました。
沢山の方々と最後を共に出来て本当に幸せに思います。
いや、でも、過ぎてしまえば、17年ってこんなもんか?と思うくらい、あっという間。
12歳の時の初めての仕事も凄く印象に残っておりますが、
あの最後の瞬間のスタジオの端から端までの長い列が凄く印象的で
寒い中、日本の各地から皆さんが集まって下さったことを本当に嬉しく思います。
同じ事を長く続ける事は難しい事だと思うので、
私はいつも変わらず、続けていこうと、それが目標で今まで頑張って来ました。
だけど、続けるという意味でも
目標や、志を持って続けることと
ただ、辞められないから続けてしまうのでは意味が違うと思います。
勿論毎年課題は持って日々を送っていましたし、
仕事の一つ一つに何らかの意味を込めてやっていましたけど。
表現者としての道を続けたくなくなったのではないし、
出来なくなったわけではないけど、
じゃあ、来年なに頑張る?って考えた時に
何も私の中で浮かんで来るものがありませんでした。
17年の間にある程度の事は経験してしまったし、
それに伴ってくる結果も私の中では見えてしまったような。
今は来年描いている別のものがあるので、
ただ、それをひたすらに頑張るのみです。
沢山の方々に出会えたこと、
沢山の素敵な経験をさせて頂いたこと、
私の人生の中では大きな財産となっていて
ただただ感謝の想いでいっぱいです。
まぁ、人と人との縁はこれで終わってしまうわけではありませんからね。
明日道端で偶然再会するかもしれませんし。笑。
今の母親と同じくらいの年になって
“お芝居したいな~”って思ったら
またやろうかな、笑。
皆さん、お身体にお気をつけて。
良いお年を。
今まで本当にどうもありがとうございました。
里中あや