ライプチヒ歳時記-コンサート
今、ライプチヒは街中を歩けば音符が脇を通り抜ける。どこもかしこも音楽だらけである。
写真はトーマス教会前の無料コンサート。




ドイツの今週のテレビは、もちろん、明けても暮れてもオリンピックの映像満載である。
でも、哀しいかな、日本で観るオリンピックとは月とスッポンなのであった。。

おおっ!キタジマが登場だ!
水曜日、夜の8時半きっかりにテレビをつけると、男子競泳の場面だった。
その数時間前、故郷のホープ(長崎県出身)である体操の内村君の勇姿を見損ねていたので、
その分、盛大に応援しよう、と張り切っていた。
ところが。
日本だときっと、彼の瞬間の映像を捉えて幾度となく放映されるはずなのに、
ここはどっこい、ドイツである。
他のヨーロッパの国々はもとより、日本なんて見事にスルーされている。
キタジマは二度も金メダルを取っているというのに・・・



彼の4年間が藻くずと消えた瞬間だった。
そして、画面は優勝者の顔をアップで映し出していた。

試合直後のキタジマは、いったいどんな顔してどんなことを話したんだろう。
ネットの速報ではなく、どうしても生映像で見たかった、ドイツ暮らしの一日本人として。