もうすぐ50日間に及ぶ恐怖の夏休みがやってくる。
日本へ帰省できるのなら、実家に子供を預けて間も持てるというものだが
どだい、近くに身内や親戚などいるはずもない。
さて、今年はいったいどうやってこの長すぎる休暇を乗り切ろうか、、。

今年は6月28日の木曜日から夏休みに突入する。
そして来週からその日まで、それはそれはたくさんの行事が目白押しである。
まず今度の火曜日には、サトシ達グレード4のバイクトリップだ。
(注・こちらでは自転車のことをbicycle とは呼ばずに bike と略して呼ぶ)

その行き先は、なんと、ヌーディスト達がたくさんいるアノ”コスプーデン湖” 
なのである!
なにもかもさらけ出している老若男女のいる場所が、今回の遠足の行き先。
まったく、ココの先生達は何を考えてるのかさっぱりワケが分からない。
生の保健体育授業でも行うつもりなんだろうか。
でも、面白そうなので私もボランティアで付いていくことにしている。

それから博物館へ社会見学。
お次は低学年、高学年に分かれてゲーム大会、その後は盛大なおやつパーティがある。
事前に生徒はあらかじめくじを引いて、その当たったおやつを当日、クラス人数分持っていく。
そして体育館で今年度最後のパーティー、という段取りになっている。
その後、一年のうちで最大のイベント、夏祭りがやってくる。

そのお祭りで、今年も日本の和菓子を出す予定だ。
だけど、昨日、ドイツ人の知り合いから
「以前に(私が作った)お好み焼きを食べ損なったのでどうしても食べたいの。
だって、その時ミセスコルビン(サトシの担任)が超美味しいって、
一皿全部食べちゃったのよオオ~!」
と懇願されたのである。
そうか、、ドイツ人にバカ受けだったあのお好み焼きソース味を彼女は、、、、、はっはーん。
というわけで、またまた作る羽目になってしまったのだった。
でも、日本のお好み焼きがドイツでも大受けするとは。
意外だけれど、やっぱり嬉しい。

ここの学校は勉学にはあまり熱心ではないが、子供たちを楽しませることにかけては
ホントに天下一品である。



この通りを6分ほど歩けば、もう学校だ。
$ライプチヒ歳時記-street