2年生になってからというもの、友達の誕生日会へ頻繁に招待されているリカ。
昨年の今ごろは先生や友達にもろくに返事せず、硬い表情でかたくなな態度だった彼女は
この先一体どうなることやら、、、と本当に気をもんでいたものだ。
徐々に慣れていったものの、それでも今年初めまでは彼女の爪を切ることはなく、
小さいながらにものすごいストレスを抱えていたんだろう、、と思う。
外国暮らしというのは、想像以上に、やっぱり大変なものなんである。

さて、ドイツの子供たちのお誕生日会というものは、普通、どこかの会場を借りて
行われている。
これまで行った中で、招待を受けた子供の最高数はなんと20名!
しかも家でのパーティだったから、なんとまあ、おったまげたことをするものである。
その時、母はぐったり疲れ切っていた表情だったが、ま、そりゃ当たり前というものだ。

今まで行った会場は、ボーリング、室内遊戯場(これがスゴイ!)、室内アスレチック、
屋外アスレチック、ライプチヒ動物園、と親達は様々に趣向をこらしている。
気になるプレゼントの額はといえば、日本と似たり寄ったりの10~15ユーロ辺りだろうか。
(1000円~1500円位)
そこでのパーティープランはたいてい、食事と飲み物込みの値段になっている。
ここでの食事といえば、お馴染のポテトフライ(ドイツ名・ポメス)、チキンナゲット、
それにリンゴジュース。
ちと豪華だとスパゲッティやピザまでついてしまうようだ。
最初の内こそサトシもリカも、外国でのお誕生日会という物珍しさが手伝ってか、
「めっちゃ美味しかったでっ!」
と騒いでいたが、すでに一年が経過している現在、彼らはすでに飽きているらしい・・・・

さて、来週末にもまたリカはお呼ばれしている。
そのお友達、ケリーちゃんは昨年私が教室で折り紙を教えて以来、その虜なのだ。
日本伝統、魅惑の折り紙。
その本を彼女は欲しがっている、ということで、アメリカ生まれの彼女のために
本屋を探しまくり、ようやく英語ヴァージョンの本を手に入れることができた。

ドイツでも大人気になっている折り紙。
ここでも日本はドイツ人やケリーちゃんのハートをわしづかみにしている。



仲良くYouTubeを見ているダンナとリカ。
ライプチヒ歳時記-パパとリカ