ライプチヒ歳時記-全員集合
4年生、全員集合!



ついに、タンデムパートナーが見つかった。
タンデムとは、お互いの国の言葉を教え合う勉強方法で、私の場合は
英語と日本語になる。

その相手は、昨年お世話になった英会話のキム先生。
以前、「オレはオンナを買った。」と爆弾発言をしたあのタヒチ人や、リオのカーニバルの衣装が
バッチリ似合いそうなブラジル人と共に教えてもらった先生だ。
今回のことは彼女から声をかけてくれたので、とても幸運だった。

さてそれから、学校近くにある喫茶店で待ち合わせをする。
しばらくしてさわやかな笑顔で現れた彼女に、さっそく日本語で会話を、、と切り出すと
彼女は顔を赤らめて、後で、、、。と照れながら可愛くささやいた。

彼女はニュージーランド出身で、オーストラリアのスパイスが効いた英語を話す。
普段、ESLの先生やコルビン先生の綺麗な標準英語を聞きなれているせいか
RやLの発音がくぐもっていて、よく聞き取れない。
それで、バカみたいに何度も何度も聞き直す羽目になる。

話題は移って、彼女の娘の話になった。
すると「サスケ」という名前が頻繁に出てくるので、びっくりした。
彼女、日本がダイスキなのはよく分かるけど、いくらなんでも佐助って、、
それって「猿飛佐助」から付けたんだろーか。(どれだけ古いねんっっ!)
えらくけったいな名前やなあ~
もしかして本名が漢字だったりしたら思いっきり笑えるよなあ~
でも、10分後にやっぱり気になって尋ねてみる。

娘さんの名前は「Saskia」(サスキア)。
どうやらポーランドの由来だそうで・・・・・

ドイツに暮し始めてからまもなく11ヶ月。
それなのに、まだまだ全然ダメダメな英会話力だったんだった。