うちのアパートの地下は駐車場だ。
その一角に、ゴミの回収箱が整然と並んでいる。
背丈は1m30cmくらいあろうかという巨大なゴミ箱だ。
アパートには掃除専門の人を雇っているので、いつも清潔になっている。
だから、気がねなく毎日のようにゴミを出せるという訳だ。

各階ごとにダスターシュートの扉がいくつもあるのだが、もちろんドイツ語で書かれてあり、
調べりゃいいのに、どの扉にどんな種類のゴミを捨てればいいのかは、未だ謎のままである。
扉に日本語訳をマジックで書いたら、やっぱり怒られるだろーか、、、

さて、街中にもウチのアパートのモノと同じ形をした巨大ゴミ箱が、至る所でお目にかかれる。
ガラス瓶は、白、茶、緑色などで色分けをして入れるようになっているし、前述した生ゴミ専用、
紙類、プラスチック類、などに細かく分別をして入れる。
それも毎日どこからか回収に訪れるので、ゴミ箱の周辺はいつも清潔さを保っている。

そうそう、それから、ビールやジュースなどのアルミ缶を、こちらではとんと見かけない。
徹底的に無駄を排除しているのだろうか。
先日、ダンナが大量のビール瓶を行きつけのスーパーで回収してもらったら、300円弱も
もらえて小躍りしていた。
まるで小学生のお小遣いかせぎだ。

ドイツ人は国にバカ高い税金を払っているので、福利厚生が特にしっかりしている。
余談だけど、ドイツは大学卒業まで学費が無料だ。
ダンナは、関東の私立に入れるよりこっちの方が下宿させてもはるかに安い!
とこれまた正論をまくしたてる。
確かにライプチヒの物価はめちゃくちゃ安いし、とても住みやすくて私でも永住したくなる
くらいに良い街だ。
だけど、大学に入る為にはとびきり難しい試験に合格して、更にドイツ語がペラベラなのが
必須条件。
でも、試験に合格さえすれば、ドイツ国内の大学だったら無条件で好きな大学に入れるので、
日本のようにランク別になっていないのよ、とカタリーナが言っていた。

いつの日か、これに挑戦してくれる知り合いの子がいたらとっても頼もしいんだけどなあ。。


 
              最近、学校で購入した新しい遊具
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