井原市ソロプチミスト主催の「高校生のためのコミュニケーション・アップ・ワークショップ」に講師として招かれた。今どきの高校生とは個人的なつながりがなくて、どうなることやらと思ったが、予想を超えるやりがいのあるワークショップだった。学生は地元の４校から１０名ずつ、それに校長先生らと、２つの町の教育長さん、ソロプチミストのメンバーで参加者は総勢７０名を超えた。
まず驚き、かつ誇らしく思ったのは、今どきの高校生はボランティアをすんなり実行している。保育園や小学校での「お兄さん」「お姉さん」役だけではなくて、駅のトイレ掃除とかも誇らしげに語っていた。私が彼らくらいの年だったころは、バレーボールと受験勉強しかやっていなかった。地域や他人のお役に立ちたいなんて思っていただろうか？
グローバル企業の管理職対象の研修を長年やっているけど、ビジネスマン、ビジネスウーマンの眼はどんな眼をしていたかしら・・・将来は海外で活躍したいとか、地域に貢献したいと述べる高校生たちのきらきら輝く瞳を見ていると、しっかりしないといけないのは、私たち大人じゃないかと反省した。