角田春高先生の講演を聞いてきました。
玉川田園調布の保育園のことがきっかけで知り合った地域の方から、八幡小学校を会場に
角田春高先生の講演会を開かれるとご案内いただき拝聴してきました。
※角田春高先生:http://www.geocities.jp/kakuta_harutaka/
この日の講演会テーマは「すこやかな心の育て方」。
会場には、子育て中の親だけでなく、子どもの保育・幼児教育に従事している先生がたもいらしていました。
角田先生は、子どもの心の成長を7つの段階にわけて、それぞれの課題について定義しています。
このうち、乳児期(1歳くらいまで)にクリアする3段階くらいまでがその子どもの土台というか基礎中の基礎に
なっているとして、その後のさまざまなつまづきや問題については、この1-3段階に戻って確認することで「育て直し・育ち直り」が可能としています。
「発達障害」についても、ちらっと先生が質疑応答の中で触れていたのですが、
先生は、発達障害について「脳機能障害として説明されがちだが、基本的に後天的なものであって、育ち直りができる」とおっしゃっていたのが印象的でした。
質疑応答では、1人1人の質問に対し、10分くらいかけて先生が回答されていて、
さまざまな悩みに対しこうやって専門家に意見を聴ける機会も非常に貴重なんだろうなと思いました。