嵐が丘 (新潮文庫)/エミリー・ブロンテ
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【あらすじ】

寒風吹きすさぶヨークシャーにそびえる

<嵐が丘>の屋敷。

その主人に拾われたヒースクリフは、

屋敷の娘キャサリンに焦がれながら、
若主人の虐待を耐え忍んできた。

そんな彼にもたらされたキャサリンの

結婚話。

絶望に打ちひしがれて屋敷を去った

ヒースクリフは、やがて莫大な富を得、

復讐に燃えて戻ってきた…。


【感想】

不朽の名作といわれる作品でタイトルを

知っていたので読んでみました。

感想は一言では言い表せないというか、

解釈が難しかったです。

答えを求めてあとがきを読みましたが、

みつかりませんでした。

この小説は「いきなり世界の賞賛を集めた

わけではなく、過小評価と無理解をもって

迎えられた」とあります。

しかしそのつかみどころのなさに無数の

研究者や作家が謎解きに挑んできた

ようです。

ただ、解釈が難しいと感じながらも、頁を

めくる手は止まりませんでした。

その正体はまだ解りませんが、つかみどころ

のなさの中に潜む魅力はあると感じました。