自転車に乗ってきのこ岩を探しに行く―カッパドキア滞在記(4) | さすらいふうふの世界一周

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世界を巡る旅を終え、帰国しました!
しばらくは(!?)日本で新たに生活を始めます。
ひきつづき、応援よろしくお願いいたします。

さて、いよいよカッパドキア最終日。

この日もトラブルに見舞われながらもきのこ岩を探しに出かけます!



トルコ・カッパドキア滞在記
2012年7月8日(日)~11日(水)


カッパドキア滞在最終日。

夕方18:30出発のバスに乗るまで時間がある。
今日はさらにきのこ岩の探索に出かける予定でいた。


パシャバーというところに行きたい。たくさんのきのこ岩があるらしいのだ。

ところがそのパシャバー行きのシャトルバスが便数が少なすぎてかなり不便。

行きのシャトルバスに乗るにも1時間以上待たなければならない。
パシャバーへ行き、また帰ってくる時もシャトルバスの時間を気にしなければならない。

バスに乗り遅れては困るし。


時間に拘束されるのが嫌いな私たち。

タクシーは高い。

では、レンタバイクは!?シャトルバスの運賃より高いが、自由に動き回れる!
ということで、自転車に乗ってきのこ岩の探索へ出かけることにした。


レンタルバイク屋さんを探す。
数日前、あるお店で値段をを聞いたことがあった。2台で5時間25トルコリラ。それを基準に探す。


1軒目。1台30トルコリラ・・・高い、却下。

2軒目。かっこいい男の子(中学生くらい!?)が対応してくれる。
中級クラスのレンタサイクルで1台15トルコリラ。2台で30トルコリラか~・・・と悩み、交渉の末、

2台で25トルコリラにまけてもらった!


出発!!と走りだしたものの、たあの自転車のチェーンが外れる。

修理に戻る。
再び出発!
が、やはり、チェーンの調子がよろしくない。自転車を交換してもらった。


やっと出発!!

行きはびゅんびゅん国道を進んであっという間に隣村カヴシンの入口へ。


そこからまた坂道をひたすらこいで&こいで・・・それにしても日射しが強くかなり暑い。

カッパドキアの雄大な景色を眺めながらのサイクリング、だが結構きつい。


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やっとパシャバーに到着した。


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きのこがいっぱいだ!!


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それにしても見事なきのこ岩が立ち並ぶ。

先日探し回って辿り着いたきのこ岩群とはちがい、ここはきちんと整備されていて歩きやすい。

しかし。

その分、人もいっぱいだ・・・

パシャバーはツアーや大型観光バスも立ち寄るカッパドキアの大きな見どころのひとつ。
この日は韓国人団体旅行客と日本人団体旅行客がてんこもりだった。



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やっぱりきのこ岩はでかかった!


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真ん中のきのこ・・・今にも折れちゃいそう(泣)


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しめじだ・・・


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ここにも岩窟教会があり、たくさんの観光客でにぎわっていた。


奥まで歩くと、丘があり、そこを登ってみると絶景が広がる。


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丘を登って、さらに岩を登る!岩肌は結構つるつるしていてのぼりにくい。


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高い所に登るとやはり景色がすばらしい!

カッパドキアの奇岩にオリーブの木、ブドウ畑の緑が映える。


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飛んでみたり・・・


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きのこになってみたり・・・


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あ~、楽しい!

パシャーバー満喫後は、再び自転車をこいでゼルブ屋外博物館前まで行ってみた。

が、昨日ギョレメ屋外博物館に行ったのでここには入らず。戻ることにした。


パシャバーの坂道を再び登っては下りる。こいでもこいでも進まない・・・
それにしても、この自転車、なかなか進まない。
ペダルがものすごく重い。
あまりに私がこぐのが遅いので、たあが自転車を交換してくれた。
お~!たあの自転車、スイスイ進むわ~!


カヴシン村に戻る途中に見つけたきのこ岩を見に行ってみる。


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畑の中を走り、自転車を停めて近くまで歩いて行ってみる。
ここはまさにしめじ型、しめじ岩もとても大きい。

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たあの身長が176㎝だから・・・3mは悠にある。


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穴があいている。行ってみよう!


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住居跡のようだ。今でも十分生活できそう。


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入口からはこんな絶景・・・


ここは誰もこない。私たち貸し切り状態。

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楽しい・・・



再び移動してカヴシンの町近くのまた別のきのこ岩を見に行こう!と走っている時だった。

たあの乗っている自転車がパンクしていたことが発覚。
たあが今乗っている自転車は、つまりは私が最初に乗ってたやつ。
今考えると、徐々に空気が抜けていっていたにちがいない。
こいでもこいでもなかなか進まなかったのにも納得。


どうしよう・・・


このまま自転車を押して帰るか。カヴシンからギョレメまでは約4キロ・・・遠い・・・

2人乗り。マウンテンバイクで、しかももう一台ある・・・それはきつい・・・

よし、電話を借りてレンタルバイク屋さんに助けを呼ぼう!
ということで、近くの陶器屋さんの前に座っていたおじちゃんとお兄ちゃんに声をかけてみる。


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運よく、お兄ちゃんが英語を話し、快く電話を貸してくれた!

人をよこしてくれるって。

待っている間、「よかったらお店見て行って!」とお兄ちゃん。見せてもらうことにした。
店の中には所狭しとトルコの絵柄が描かれたお皿、ポット、ランプなどが並べられ、
さらには壁にもいっぱい。


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トルコ伝統絵柄はとても美しい。花や草木など自然をモチーフにしているものが多い。


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かわいい。
欲しい。でも旅の途中で陶器のお土産を買ってしまうと荷物になるので我慢。

(後から「買って送ればよかった」とちょっと後悔・・・)


かわいらしいアクセサリーを発見!
お世話になったし、お兄ちゃんまけてくれるし、とてもかわいいのでそのネックレスを買うことにした。


お店の隣には岩窟教会があった。


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表に出て待つ。

しばらくすると、原付バイクに乗ったレンタルバイク屋さんのお兄さんがやってきた。
修理を始める。

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後輪を外してチューブごと取り換えるようだ。
が、替えのチューブが不良品だったのか、空気が漏れている様子。
携帯で電話をかけている。
「5分で戻ってくるよ」と戻って行った・・・


再び待ちぼうけ。


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またしばらくして別のお兄ちゃんが新しいチューブを持ってやってきた。

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今度は無事交換完了!
せっかく直してもらったので、さきほど進みかけていた未舗装道に戻り、別のきのこ岩を見に行くことにした。

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きのこ岩が見えてきた!


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さらに進むと、たけのこ岩も見えてきた。


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未舗装道を進む。ここも畑のど真ん中。誰もいない。誰もこない。


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またまた貸切状態。自転車を停めて来た道を望む。


帰りは国道をギョレメ方面に向かってひたすら走る。
来る時にびゅんびゅんこいで走ったので、帰りも楽ちん!と思っていたら、
どうやら微妙に坂道になっているようで・・・、ギョレメに向かう道は上り坂だった。
こいでもこいでも進まない。


暑い。
日射しがきつい。

町に戻った時にはくったくたの2人だった。

さあ、レンタルバイクを返却してひと休みだ!とレンタルバイク屋さんへ。

お父さんがいた。


「パンクね。5トルコリラね。」


修理代を取られた。レンタカーなどはパンクは保険込みなので無料で直してくれるが、

確かにレンタルバイクを借りた時にもらった契約書を見ると、保険はかけていないので別料金になる。


・・・・。


せっかく5トルコリラまけてもらって25トルコリラで借りたのに、これじゃ得してないじゃん(苦笑)

疲れがどっと出た。

帰りに行きつけのお店でケバブを買って帰り、冷たいビールで乾杯。
汗だくだったのでシャワーを浴びて夕方のバスの時間までのんびり過ごす。

今日も思いっきりカッパドキアを満喫しました!



18:00過ぎてギョレメのバスターミナルへ行き、バスを待つ。
が、待てども待てどもバスが来ない。
他のバス会社のバスは何台か来てお客を乗せて行ったが、私たちの乗るパムッカレ行きのバスが来ない。
ものすごく長いこと待ちぼうけ。


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やっとバスが来たのは20:30くらいだった。遅いぞ・・・

思った。

トルコのバスは時間どおりに来ないぞ。必ず遅れるぞ。



ところで、この日、この日に限って日焼け止めを塗り忘れた私。
この真夏のトルコの日射しの中・・・
真っ黒になってしまったのはいうまでもない(泣)


<ゆか>



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