ベルリン1日目(市内観光) | ここでしかてにはいらないものたち(東欧雑貨 SASSOU公式ブログ)

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イギリス・ダラムMBA留学を終えた元サラリーマンの無職独身男性が東欧はじめヨーロッパを回る旅日記、のつもりで始めたつもりが早4年。いつのまにかこれを職業にしてしまったからさあたいへん。あちこちでいろいろ買い集めたはいいが、果たしてうまくいくのでしょうか。

ポーランド・ドイツ旅行を振り返ります。今日はクラコフからドイツの首都・ベルリンに飛びます。ベルリンには三日滞在予定です。


さて早朝09:40にイージージェットでクラコフを発ち、1時間ほどでベルリンに到着しました。この辺はヨーロッパは本当に便利ですね。ベルリンはシェーネフェルト空港に到着。なんか一気に都会へ来た感じがしまいた・・。


アイルランドの航空会社、エア・リンガス。これに乗ったわけではありません。


まず最初にホテルへチェックインします。クラコフでは予約書に番地がなくて苦労しましたが、今回は事前に確認します。ええと、、ホテルPuttin、Mauer Strasseの65番地ねよしよし・・。しかしどうしたことか、この通りまで来たものの、どこを探しても玄関上にかかっているはずの65番地のプレートが見つかりません。いろいろな人に聞いても知らないと言われます。30分以上も行ったり来たり歩きますが全く見つかりません。


66番地の建物は発見。普通のマンションです。じゃあ隣が65のはずですが、駐車場があるだけです。その駐車場を挟んだ隣には・・・なんと北朝鮮の大使館!(か何か)がそびえ立っています・・北朝鮮の国旗がはためき、壁には金日成の写真がまだ貼ってあります。まさか・・・ここが65番地では・・・?突如、ウィーンかどこかを旅行中ホテルで拉致された方のことが頭に浮かびます。しかしあそこまで行って「あのーここって65番地ですかあ~もしかして、ホテルもやっちゃってるとか?」とはお気軽に訊けない。うーんどうしたものかと66番地の横の駐車場で頭を抱えてふと見上げると・・・


←・・・手書きって・・・。


手書きで書かれた65番地の上に、しっかり看板・ホテルPuttinがありました。テレビ塔がモチーフで、ちょっと共産な感じがします。フロントには人がいず、待ってたら掃除のおねえちゃんが来て、チェックインしてくれました。大丈夫かいな。「ここってホテルPuttinですよね?」「そうですホテルプーチンです」。たしかにプーチンと聞こえた。。テレビ塔にプーチン、隣は北朝鮮・・・。


部屋は一階、ダブルのシングル利用。風呂トイレは共同で35ユーロ。ベルリンのど真ん中・ポツダム広場のそばでこれは安いほうです。安いのには何らかの理由があるのかもしれません・・。どうやらマンションか何かを無理やりホテルに改造したようです。家具は手作り風で、安っぽさが全開です。


こちらからは取っ手のないドアが隣室につながっています。工作員は夜ここから来ることでしょう。


窓からの景観。ゴミ捨て場とうらぶれた公園。その他の怖そうな人も夜たまってそうな、そんなワンダホーなホテルでした。とはいえ、三日間の滞在期間中、幸い?にも何もなく快適に過ごせました。イースター休暇でしょうがフロントの人がずっといなかったです。結局チェックアウトも同じ掃除のおねえちゃんがやってくれて、少し気の毒でした。


まずは土地勘を掴むために、市内巡回バスに乗ってみます。この100番、もしくは200番バスがZoo駅からアレクサンダー広場まで、市内中心部の主要な観光スポットを回ってくれます。一日券を持っていれば、気に入った場所で降りればいいのでとても便利。Hの看板がバス停です。


このSはSバーンで近郊列車の駅です。中心部は地下を走りますが、かなり遠いところまで行けます。地下鉄はUバーンです。同じくUが目印。わかりやすい。写真の奥にはテレビ塔がありますが、写真で見えるでしょうか?


観光名所・ブランデンブルグ門。1791年にプロイセンの凱旋門として建造されました。観光タクシーもベンツです。ホテルもここも旧東側で、かつては近づくことさえできなかったそうです。


さてさて100番バスの終点アレクサンドル広場には有名なテレビ塔がそびえ立ちます。目の前はマリエン教会。調和してないー。いっちょ上ってやろうかと内部に入ると・・


階段の途中まで長蛇の列。諦めます。しかし後になってわかったことですが、実はこれは短いほうで、翌日は列が外まで溢れてました。ぶらぶら歩いてみると・・いろんなものがありました。


テレビ塔でみんな幸せの図』。きたー。今でもこんなのあるのかよ。理想主義かと思えば隣では・・


テレビ塔香水』。あからさまな商業主義、日本の観光地の○○饅頭を思い出した。しかし、テレビ塔に感動して、「いやーよかった、記念に香水でも買っておくか」って人、いるんですかねえ。


ここでテレビ塔に生気を吸い取られたか、デジタルカメラのバッテリーが息絶えました。前回のフィンランドの反省を生かし充電器とコンセントプラグを持って来てましたが、プラグの形を間違えていたため充電できず。明日以降は写真がなくなりますが、エキサイティングシティ・ベルリンの続報をお伝えします。