イースターなるもの (異国の風習) | ここでしかてにはいらないものたち(東欧雑貨 SASSOU公式ブログ)

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イギリス・ダラムMBA留学を終えた元サラリーマンの無職独身男性が東欧はじめヨーロッパを回る旅日記、のつもりで始めたつもりが早4年。いつのまにかこれを職業にしてしまったからさあたいへん。あちこちでいろいろ買い集めたはいいが、果たしてうまくいくのでしょうか。


昨日でぼくは今学期の授業が終わり、ビジネススクールも明日以降2週間のイースター休暇に入ります。日本人には馴染みがないものですが、キリスト教国家では大事なイベントです。同級生はみなこの休暇を利用して実家へ帰るようなので、さながら日本で言うお盆のようです。


さてこのイースターですが、日本語で言うと、復活祭にあたり、十字架に張り付けられて死んだキリストが三日目に蘇ったことを記念したものです。なぜか毎年日付が変わり、「基本的に『春分の日の後の最初の満月の次の日曜日』に祝われている (ウィキペディア、2006)」そうで、今年は4/16(日)がイースターということになります。そんなに大事なイベントなら毎年同じ日に祝えばいいじゃないかと思う向きもあろうかと思いますが、これはどうやら昔からの取り決め(太陰暦によるため)らしいですね。


イースター・エッグという、ゆで卵を作って、その殻に鮮やかな彩色を施したり包装をしたりする風習があるそうです(冒頭写真)。生命の誕生の象徴でもある卵とイエスの復活を結びつけたものということです。国や地域によってこれを庭に隠して子供に捜させたり、山のてっぺんまで行って皆で転がしたりと、結局なんやかんやいいながら楽しむようです。


MBA同期のイースターの過ごし方は基本的には里帰りですが、もっと西洋人的な人たちは郊外のリゾートで一軒家をカップルや家族で一週間ほど借りて、とくに何もせずに過ごしたりするようです。これはなかなか優雅な過ごし方で羨ましいですね。困ってしまうのが東洋人で、大概の人は外国ビザ持ってないため外国へ旅行に行けず、結局大半はイギリス国内旅行になるようです。まあぼくもこの寮に2週間もいたくないので、いままた安いチケットを探しています。でも帰省時期なのでさすがにどこも高い。どこか見つかればいいですが・・。ポーランドの同期が帰るので、案内してもらおうかと思案中です。

さて先日お伝えした、ついに文豪タケシ(らくだ@)先生の処女作「日々楽しく賢く」(なんと先生のサイン入り)を購入しました。長きに渡るイギリス生活から鋭く捉えた、日々の愚痴イギリスの素の表情が描かれていてとてもおもしろいです。とくにぼくの地元・兵庫県は東京大阪と並んで二箇所で販売されているらしいので(ジュンク堂芦屋・三宮店)、見かけたかたはぜひ手にとっていただいて、ブログへ感想を書いてあげてください。決してぼくのように、「カラーの写真は最初だけか」とか「やけに隙間が多いな」などは止めて下さい。先生はとても繊細な方です。さてタケちゃんマン先生の有難いサインに書かれている言葉はといいますと・・「押し売りです!転売できません」でした。それではまた。
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