183 「トイ・ストーリー」  シドこそが、リアルな男の子、そして名古屋章 | ササポンのブログ

ササポンのブログ

映画、音楽、アニメにドラマ
そしてサントラなブログ
ひとを観ていないものを観ます

ササポンのブログ



いまさらながらの「トイ・ストーリー」
やってなかったのかよ?「トイ・ストーリー」
やってなかったんだよ!「トイ・ストーリー」
ササポンのブログ


もうストーリーもキャラも、
ギャグも
見どころも
みんな、みんなお馴染みなわけで
なにを書こうかと思っていたら、
こんな衝撃の事実が、ウィキさんに

日本語吹き替えは当初、
『別冊映画秘宝 吹替洋画劇場(洋泉社)』によると、
ウッディに山寺宏一、バズに玄田哲章という配役であった。
吹き替え作業も全て終了し、
宣伝ポスターや広告には既に山寺と玄田の名が掲載されていたが、
公開寸前で配役が変更になったのは有名な話である。


おいおい、おいおい
この映画の唯一の欠点が
本当は
存在していなかったってことかい。

山寺、玄田コンビなら完璧じゃん。

それも、
吹き替えがすべて完了していた後に
チェンジって・・どういうことよ。

ササポンのブログ

画面がでけえなあ・・・。
まあ、いいか・・。



主演のふたりの吹き替えのことは
まあ、
言わなくてもそれぞれが色々と思っていることだと思いますので
ここでは詳しくは糾弾しませんが(なんちゅう、回りくどい言い方だ・・)

他のひとたちは
すばらしい。

スリンキー:ジム・パーニー(吹き替え:永井一郎)
ハム:ジョン・ラッツェンバーガー(吹き替え:大塚周夫)
ボー・ビープ:アニー・ポッツ(吹き替え:戸田恵子)
レックス:ウォーレス・ショーン(吹き替え:三ツ矢雄二)

まずもって完璧と言ってもいい布陣ではないか。

さらに
昔の日本映画、ドラママニアには
たまらないのが



ササポンのブログ

ミスター・ポテトヘッドの吹き替えをした。


ササポンのブログ
ササポンのブログ
ササポンのブログ

名古屋章氏である。

一度、観たら忘れられない顔
一度、聴いたら忘れられない声

キング・オブ・脇役
僕自身は
やはり「俺たちの旅」の下宿一階の食堂のおやじ役だろう。

とにかく
あの独特の声が
スクリーンから聞こえてきた瞬間、
とても幸せな気持ちになったのは僕だけじゃないだろう。

永井一郎
大塚周夫
戸田恵子
三ツ矢雄二、
そして
名古屋章

これだけの豪華メンバーが
ワイワイやるのだ。

楽しくないわけがない。
楽しすぎる。

これに山寺、玄田コンビが絡めば・・。
言うまい、言うまい。
もう言うまい。

ササポンのブログ
ササポンのブログ

ストーリーの見事さや
当時の水準をはるかに超えて
いまでも
色褪せないCG技術などは
当たり前のこととして
いまさら
強調しない。

僕が、強調したいのは
こいつだ

ササポンのブログ

シドである。

いいのかよ・・
アニメで
子供が
ホラーキャラやって・・。

とにかく
こいつが怖い・・。

しかしであります。
玩具の視点から描いているから
こいつが怖いのであって
子供の視線から見れば
シドのやっていることなど
どんな子供でもやっている。

玩具の改造、
花火でぶっ飛ばす。

僕の友だちなんか
玩具どころじゃなく
カエルに爆竹食わせて
ふっ飛ばしてたよ・・。

リアルという点で言えば
この映画の主人公の少年が
一番、リアルじゃない。

あんないい子はいない。
特に
男の子は、
玩具を壊すためにいる。

シドこそが、
本当の男の子。

それが真実。
ササポンのブログ
ササポンのブログ


いまや絶対的なクオリティを
確実に
保証する唯一の制作会社「ピクサー」

そのすべての根源は
この映画にあります。
練り上げられた脚本を
さらに
多人数で、
叩き上げる。

ソフトがどんどん開発されて
画像が鮮明に繊細になって
他の映画会社がどんどんCGアニメを作っても、
ピクサーに到底かなわないのは
キャラよりも
世界観よりも
すぐれた脚本を重視している故と
思うのは、僕だけじゃないだろう。

ササポンのブログ
ササポンのブログ
ササポンのブログ



話題のこれの制作もはじまっています。

ササポンのブログ