太子信仰とはインディーズ精神である | 空堀ホイホイ

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ベロベロバー

おかげさまで、先日の古代史座談会も賑やかに開催させていただきました。

その日の録音を聞き返すと、僕自身、盛り上がりすぎて何喋っとんやって、なってるのですが、参加された皆さんとのコール・アンド・レスポンスでなんとか伝わってるかな。

とにかく、参加されてる皆さんも、膨大な知識をお持ちで、それを披露したくてしょうがないんですね。

で、これまた、歴史好きな方は、非常にインディーズ精神をお持ちで、それが、盛り上がりに繋がるのです。

その日の傑作な結論は「太子信仰とはインディーズ精神である」

うはははっは。

そして、その日のテーマソングは反町隆史「ポイズン」

何回も書きますが、この会はたまたま切り口が古代史ですが、基本的にフーテン気質な人間が集まりやすい界隈でやってますんで、どうしてもアウトプットが、中指が立ち気味になるんです。

世間の本流に対し、いつも、アンチになりがちなんです。

歴史なんか、いつも一部の戦勝者が一方的に書き記すもんですからね。

敗者の視点をさがして、なんとか名誉回復させることによって、自分自身も鼓舞させて日々邁進したいと願ってるんですよ。

こんな不器用な生き方してるから、いつまでたっても世の中と折り合いが合わないのです。

しかし、それが、いい。

先日の座談会で、最後の方で、江戸時代のエタ、ヒニンについてのお話も出ました。

歴史の中で、埋もれた、もしくは消されたマイノリティー達の生き様を知る事によって、今に生きる僕達が、前向きに生きれるような勇気を貰えるようにように、学んでいきたいなと本気で思うし、それを次の世代に伝えていきたです。

ほろ酔いでね。




さて次回は7月23日水曜日。

今回は地元上町台地の歴史観にひとまず決着をつけれた感慨があったのだが、やはり、いろんなとこにアンテナが張り巡らされて、あれこれやりたい企画がまだまとまってません。

今回は厩戸皇子から物部、海部、丹後といきましたが、やはり尾張氏も調べなければなりませんし、継体天皇も気になります。

また、個人的には以前からやりたい企画としては源平合戦をアジアの視点で読み解き、義経ぶっ飛び説を大いに語りたい。

それから、中央アジアの草原の道を辿り、遊牧騎馬民族スキタイと極東との交流もロマンをもって妄想したい。

それらをあわせて、現在の時事とのレイヤーも重ねての、言論の自由を此処、空堀町からお届けします。

乞うご期待。











隠された日本 中国・関東 サンカの民と被差別の世界 (ちくま文庫)/五木 寛之