シンプルという贈り物 | いつものゴンザレスひとつ

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あなたと 
つながる思いはなんでしょう

「アーミシュの暮らしから」という

写真集です。



アーミシュの人達を知ったのは

キルトに関する雑誌だったと思う。

先頃 小学校での銃の乱射事件で

その前は「刑事ジョン・ブック 目撃者」で知ってる人も居ると思うけど。



聖書の一節に従い 電気も使わず車も使わず

服装も暮らしも実にシンプルで無駄がない。


言葉も教育も生き方も 「大多数」の渦にのみこまれず

自分たちの生き方を貫いている。

実に自然に


アーミシュ
                           (アーミシュの男の子達)

これが紛れもなく現代のアメリカというのが驚き。




キルトは元々古い布の再利用

女達は布を無駄にしないためにつなぎ合わせる

夕暮れになると 明るい窓辺に移動し暗くなるまで・・・・・

とても印象に残っていた。




ドアにきちんとかけられた破れた麦わら帽子

地味で古いけど清潔に保たれた衣類

大切に使われている少ないモノ達

一見すると今の日本の生活からは想像もできない異様さ。





なのにきれい

にこやか

本当に自然

アーミシュ2
(アーミシュの女の子達)

強い信仰がないと出来ない。




ひとつひとつ美しい絵のような

このTHE GIFT TO BE SIMPLE を眺めていると

今 同じ時間に

こういう人達の生活も同時進行なのだと

あたりまえなのに不思議な広がりを思った





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ごてごてといろんな価値を生活や気持ちにくっつけて

すこし狂ってしまった社会の中で


見失ってはいけない日常の芯みたいなものがあるな

思ったのでした。