1年生の文章問題(国語)の場合、
問題文をしっかり読まなくても、答えが解けてしまう場合があります。
子どもが論理エンジンを解いている様子を見て、そう感じました。
この解き方をしていると、中学年・高学年と進み、問題が難しくなると、
解けなくなる可能性があると思いました。
そこで、今のうちに、問題文を整理して理解するクセを付けておこうと思いました。
そこで、4つ、ルールを作りました。
①まず、「もんだい」が、どこからどこまでの範囲かを大きく囲む。
(「とい1」「とい2」がどこで分かれているかを理解する)
②聞かれていることを丸で囲み、「?」を書いておく。
③「どうやって答えるか」を囲む。
④「こたえ」はどこにある(書く)か確認し、囲む。
このようになりました。↓
上記の場合、
①「もんだい」の範囲
→このページ全てを囲む。
②聞かれていること
→「1と2では、ないようがどのようにちがいますか。」を囲み『?』を付ける。
③どうやってこたえるか
→「あとの文の□の中に「はたらきあり」「えさ」のどちらかを入れて、
正しいせつめい文にしましょう。」を囲む。
④「こたえ」の場所
→「1の文では『あ』がたくさんいることになりますが・・・」以降を囲む。
以降の問題も、ルール通りに囲んでから解くことにしました。
囲む必要のない簡単な問題も、同様に行います。
ルールを決めてしまうと、面倒くさがるかと心配していましたが、
「ここからここまでが、『とい1』。ここが、『?』。どうやってとくかは、ここ。」
と囲む作業も楽しんでいました。