子泣き爺に会いたい

ぼんちゃんが朝歩きを始めてもう３年が過ぎた

早いものである

石の上にも３年というが

なんでも続けていたら道が開ける！かも？！

ということわざだろう

ぼんちゃんは一度やり始めたらなんでも続くタチである

美容師も初めの動機は

「なにか資格を持っていれば食いっぱぐれはないな

とりあえず資格だけでも取っておこう！

続くか続かんかはわからんけど・・・」

そう思っていたらいつの間にか美容師歴４５年が過ぎた

ここで美容師の初心者に一言アドバイスをするとすれば・・・

一つの店に何年も勤めるのが決して良いとは思わない

その店にもう得るものが無くなったと感じたら

店を変わるのも一つの手段だということである

いい技術者のいる店に変わってその技術者の技を盗むのは

美容師として成長する手段と言える

昔インターンの時にその店の先生から言われた言葉が忘れられない

「モノを盗むのは泥棒になるけど

技術を見て盗むのは泥棒にならないから

どんどん私たちの技術を盗みなさい」

いい言葉やね！

よし！まだまだ美容師の仕事をがんばるぞい！と

決心を新たにしたのであった

今は一人だから技術を盗む相手はいないが

勉強はどこでも転がっているからね

テレビの芸能人の頭とかさ

話が大幅に逸れたが・・・

朝歩きをしているとぼんちゃん美容室のほとんどのお客さんが知っているが

よく言われる言葉がある

「そんな暗いうちから歩くの怖くない？」

「え？怖いって・・・

幽霊とか？それか人間が？」と聞くと

「幽霊もだけどいろいろよ

今は物騒な世の中だからね」という

暗いうちに歩くのはもう慣れたので

めったに怖いと思ったことはない

けど今朝雨の中を歩いていると

妖怪の「子泣き爺」の話が思い浮かんだ

子泣き爺

夜道で赤ん坊の泣き声を出しているから

人が「かわいそうに」と思っておんぶをすると

どんどん重くなってくるから下そうとしても

背中に張り付いて離れなくなり

とうとうその人の命までとるという

恐ろしい妖怪なのだそうな？

ところがゲゲゲの鬼太郎の相棒として登場するようになって

怖いイメージから脱却できたんだそうである

よかったよかった！

子泣き爺の銅像

ぼんちゃんがいつも出会う足の悪いじいちゃん

ある雨の日このコンクリートの椅子（車の進入禁止のためのもの）に腰かけて

ぐったりしていることがあった

今朝撮影

遠くから見てもここに誰かが座っているとわかったので

怖かったけど近づいて見てみると

なんや～～

いつも出会うじいちゃんやん

しかしその様子がただ事ではないので

「ど・・・どうしたんですか！？大丈夫ですか？」と声を掛けたら

「いや～～腰が痛くてですな～」という

ぼんちゃん

「あまり無理せんごと・・・」と言ってその場を後にした

じいちゃん

「ハイ！ありがとうございます」と言ってた

しかしよ！

この場所に年寄りがぐったりとしてうなだれて座っとる姿・・・

怖かったわ！

いきなり

「おぎゃ＝＝＝おぎゃぁ～～～～」と泣き出したら恐ろしいやろね？

なんも考えることがないので

いろんな妖怪のことを考えながら歩く朝歩きのひと時でした

一回くらい妖怪に会ってみたいわ

会うとしたらやっぱり子泣き爺がいいね！

夕べの晩御飯

カレーライス

ミニうどん

🍎

今日の体重   61・2キロ

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