猛暑だった今年の夏。

7月20日を過ぎたあたりから、9月の下旬まで、たっぷり2ヶ月

暑かった!


普通は、食欲も減って、汗もかいて、エネルギーも消耗するから、痩せることを期待したけど、

食べ物をセーブしようと、一日に一万歩以上歩こうと、いっこうに痩せない!

それどころか、日に日に体重が増える。

どうも、喉が渇くのと、脱水症状をおそれて、水分の摂り過ぎ・・・・

というか、

正しくは、ビールやワインも飲み過ぎていた・・・・


代謝も悪くなっていた・・・


そんな折り、

ふと、あることをきっかけに、減塩を実行することに!


10月の半ばから、ほぼ一ヶ月ちょっと・・・・

日々の食生活は、目標、塩分5グラム!


もちろん、理想通りにいかないこともありますが、目標値はあくまで厳しく!


で、5グラムの根拠は、日本高血圧学会のガイドライン「6グラム未満」によるもの。


なんでも、日本人の塩分摂取は一日平均、11グラム。

ちなみに、朝食にみそ汁、しょっぱい焼き魚、漬け物など食べると、瞬く間に1食で5グラム。

ラーメン1杯で5グラム。

夜は、酒の肴にしょっぱいものてんこ盛りで5グラム+α・・・・


とやってると、あっという間に一日、15グラムは軽くいっちゃう!


塩分が濃いと、水分摂取も過剰になって、体がむくんで重くなる・・・・

というか、血中の水分量も多くするので、

血圧が上がって、高血圧になり・・・・循環器に負担をかけて、生活習慣病で苦しむ・・・・という図式に。


あー、そういえば、確かに、私って、小柄なのに、血圧は高めで、悪玉コレステロールや、中性脂肪の数値が上がってるし、

体重計で、内臓脂肪が多いと表示される。。。。


で、調べてみると、日本の食生活、塩分11グラム/日 は、世界的に多めだと。


生ハムやソーセージや、チーズなど、結構しょっぱいけど、オリーブ油やハーブ&スパイスを多用する地中海料理系は、塩分が控えめになるので、全体に塩分バランスもよくなる・・・。


茹でた野菜に、塩を振りかけても、1グラム未満で充分しょっぱい・・・・。


問題は、しょっぱい汁物、煮物、漬け物・・・・


あと、私が大好きな激辛系は、塩が多くても、辛さでマヒ。


アツアツ料理や、うんと冷えた料理も塩分が鈍感に(甘みも鈍感になる)


うーん、そう考えると。


何料理ってカテゴリではなくって、


うまみ(アミノ酸系)、酸味、香り(オリーブ油、ハーブ、スパイス)を取り入れて、

塩分を減らす料理が、望ましい・・・・

煮物、蒸し物、炒め物にお酒も入れると、味がよくなるし・・・・



ということで、あれこれやりつつ、工夫すると、着実に、我が家の塩と醤油の減りは俄然少なくなった。


朝は、無塩バターとはちみつで、トーストの洋食に。ミルクと、果物かサラダ。

(果物や、サラダは体内の余分な塩分を体の外に出す働き・・・)

塩分系は、薄切りハムかソーセージで、1グラム未満。


昼、夜は、メイン料理は、シンプルなグリル焼きにして、濃いソースは控える・・・

副菜は食物繊維の多い温野菜系

味付けは、食卓でオリーブ油か、バルサミコ酢。

あるいは、にんにく味。

塩分は、食後のチーズで適度に補給。

これで1食 2、グラム程度

ごはんやパンは控えめ、

ふりかけや、詰め物、大好きな海苔の佃煮系もちょいと、お休み・・・・



しかし概して外食が、多いので、麺類の汁気は残したり、濃いソースのかかったパスタは控えて。

でも、外食時はあまり気にせず・・・ 


でも、日々、塩分を減らすと、水分摂取も少なくなって・・・・


この一ヶ月で、2キロのダイエット!

会う人ごとに、「すっきりしたね」と・・・・言われて、見た目にも効果があり、

嬉しいことに、Gパンのウエストに、こぶし一個分の余裕が!



もっとも、塩分の減らしすぎは、危険です。

ここは大事!

なぜなら、

低ナトリウム血症を招くから・・・・

最低、5グラムは摂らないと・・・・ふらふらになるし、

体の抵抗力が減るし・・・

第一、料理だって保存力も低下して、腐りやすくなるし。。。。


てなことで・・・お塩とは、それこそ、塩梅よく、うまくつきあっていかないとです。



さて、ちょいと痩せると、酒量も減ってきました。


でも、グラス1杯のアペリティフは、欠かせません。


冷蔵庫に、ドライシェリーを冷やしてますので・・・