神社に祀られている神様のことを『ご祭神』といい
そのご祭神がお鎮まりになっているところが
『ご本殿』または『ご正殿』という。
神社の最も神聖な場所で『ご神体』は、ご本殿内の『神座(しんざ)』に安置。
(ご神体は、鏡や剣、勾玉が一般的。他に木や石など様々。ご神体は「御霊代(みたましろ)」とも呼ばれる)
本殿の扉を『御扉(みとびら)』といい、
普段は鍵がかけられ閉じられている(本殿の扉が開けられるのは例祭の日だけ)。
神社を神様のお屋敷とするなら
『ご本殿』は神様のお部屋ということなんだね^^
そしてご本殿の前にあり、祈願するところが『拝殿』。
神様が依りつかれるものを『依代(よりしろ)』
目には見えない神様が降り立ったり
とりつく依代(よりしろ)こそが、神社のうまれた場所と言われてる。
◆御神木、神籬(ひもろぎ)・・木
◆神奈備(かんなび)、神体山(しんたいざん)・・山
◆磐座(いわくら)、磐境(いわさか)・・岩
そもそも古代の人は、神様は一か所にとどまられるものではなく
お祭りのとき、依り代に祭壇を設け神様を迎えていたが
その祭壇が臨時の建物に変化し、神社へと発展したんだって。
神々の依代(よりしろ)=屋代(やしろ)=社(やしろ)というわけなんだね
ちなみに『幣殿(へいでん)』とは、
本殿と拝殿の間に連続して建てられている建物のことを指す。
比較的大きな神社にあることが多い。