パーフェクトデイズでカンヌ国際映画祭で男優賞をうけた役所広司さん。

ずーっとみたいと思いながら、やっていたのは「シアターキノ」のみ。

 久し振りに2時間の映画、いつもは”ドラえもん”などの映画しか観ないのだが、5年生になったYにはに寝てもいいからと言って連れ出した。

私の方が前半でファーと眠気が・・・。

 淡々とトイレ掃除をこなす、会話もあまりなく進むが、そこに時どき現れる人を通して、何を言いたいのだろう、人間関係の機微を感じながら私と共通点は?などと考えながら観た。

 形の様々な公衆トイレ、外観が、なんと奇抜なものや綺麗なトイレの多いことに感動を覚える。

流石に上映時間2時間は長いが、役所広司さんを通して心にポンと何かがうちこまれた。

ちなみにYは寝ずに見つづけた・何かを感じてくれればいいが。

言い分はたっぷりあって言い出せず…あっこ

 

平井美智子さんの句集「右上がり」を手に入れた。

その中から

・夕暮れの靴は淋しい方を向く

・咲いている時は特等席だった

・泣けるだけ泣いたら春を立ち上げる

・ありがとうの裏もやっぱりありがとう

・桜咲くたびに逢いたい人がいる

・さっきまであなたがここにいた匂い

・どうぞどうぞと誰も座らぬままの椅子

・信号を渡り終えたらおばあさん

・これからでっせとおばあちゃんが配る飴

・追伸は私の嫉妬です かしこ

・一房の葡萄 家族であった頃

 

宏子さんが持ってきてくれた、流し雛、初めてみました。
可哀相で半世紀以上流せなかったとか、でも災いもなく92歳まで生きましたと、ニッコリ。

 

 

3月歌舞伎観てきました。

歌舞伎座の緞帳

お昼は歌舞伎座地下で買った、ちらし寿司1,500円

☆会えたよ会えた あなたに会えた夢ん中・・・あっこ

 9日は埼玉の毛呂山で、尊敬してる高鶴礼子さんの講座「川柳あじさいの会」に、朝札幌の自宅を車で6時前に出て、✈、乗り換え乗り換え,電車を3回乗り継いで東毛呂に着いたのが1時前。
緊張のせいか、✈️でも列車でも眠れず、私の付き添いで行ってくれた夫と、講座中居眠りしたらどうしょうと思っていてのですが、時実新子形式の講座ですと言うとおり、眠る暇もない程、3時間半を越える講座は蜜の濃いものでした。
行ったかいがありました。
残念ながら、興奮していたのか写真を撮るの忘れました。
10日は、夫は立川マラソン、私は歌舞伎座で3月歌舞伎を観ました。
同じ演目を何度も見ているのですが、必ず一つは発見があるものです
八列ですので、着物の柄の美しさ、所作もハッキリ見ることが出来、観に来ている人の着物姿が多いのも歌舞伎座ならでしょう。
数年ぶりにみる歌舞伎の素晴らしさを再認識しました。
至福のひと時でした。
帰宅後はなにかと気ぜわしく、ブログにあげるのが遅くなりました。
・今日の好きな句・・・高鶴礼子句
降りやまぬ雨の降りやめない事情
どこまでを 俺の意気地という修羅場
ここからだ あたし歩いてゆけ あたし
懸命を咲けるあなたが咲いていない
それでもを辿りまくれと骨叫ぶ
許さないは許す 許すは許さない
私で生まれて私で死ねぬ 見てて 空
*新子形式の一字あけは、平仮名が続く時読みやすいように一字あけ、一呼吸置く時、漢字が続いて読みにくい時など一字あけをする(ただ川柳人によっては、一字あけを許さない人、一呼吸置くときのみ許す人さまざま)
 
 
 

グランドホテルのラーメンサラダ
コーヒー☕お代わりつきで1,700円
 

万両の花

アデニューム、今年も咲きました。
 

 50回目のお雛様、遅くなってごめんなさいと言いながら、欠かさず毎年出してます(27日出す)。
七段飾りですが、札幌にきて(39年前)一度、七段を出したきりで、その後はピアノの上だったり、机の上に全員集合。
部品も失くなったり、壊れたりしてますが、今年は出したとたん、皆笑顔で「有り難う」と言っているようで、こちらも笑顔に・・。
 
🔶戦神よ あなたの母を呼びますよ・・あっこ
 

  戦争が中々終わりません、ニュースで見ているだけで切なくなります。

 

 札幌は今年も本当に沢山の雪が降りました。

珍しくプラスの気温になって春が近いかと喜んだのもつかの間、毎日毎日雪は降り続き、一軒家の人は雪搔きに大変な思いをしながら暮らしています(捨てる場所がないので道路までなだれ込んで、二車線が一車線になっています)

 でも、陽射しは確実にエネルギーに満ちて春が近いことを感じます。

 今週は月曜日に歯医者の健診、火曜日は街中の上埜耳鼻科に耳の検査(予約なしの病院で先生がいいと聞き行くが、一時間半かかり終わりました)感じのいい先生でした。

帰りはグランドホテルで10数年前まで「ビックジョッキー」で出していた、ラーメンサラダを「ノーザンテラスダイナー」で出すようになったので、コーヒーお替り付き1,700円を食べてきました。

とても幸せな気分に、川柳の本を読みながら、ホッとするひと時、命のせんたくができました。

水曜日は習字と札幌遠友塾自主夜間中学へ、この日は司会もしてどっと疲れました。

今日はのんびり、新聞を読んで「こなゆき」の選をしていました。

 

今日の好きな句・「こなゆき」より3月号より

たまに会う人へ仮面がはずせない…矢嶋もと之

告白は危険水位になってから…高橋みっちょ

泣き上戸笑い上戸に雪が舞う…大杉ミツ子

春風の中で聴いてるボブディラン…佐藤芳行

変わらずに馬鹿です後期なんとやら…折原博美

コマーシャルサプリだらけの長寿国…岡本恵美子