エッジ越えられませんでした | 本当の自分で楽に豊かに生きる道

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Smile3Space パーソナルコーチ 深井沙織の幸せに生きるヒント

コーチングの視点から
日々の幸せ 気づき 学び 心にとめておきたいこと など書いています

今日は 私自身のエッジについて 自分でワークをしたので、そのことを書きたいと思います。

参考文献は「自分探しの瞑想~ひとりで始めるプロセスワーク」byアーノルド・ミンデル

この本は、友人から何年か前に勧められて、よく読んでいた本です。
私は、この本でミンデル博士のことを知りました。
1997年初版の本ですから、今の博士の理論とは少し違っているところもあるかもしれません。
日々進化していますから。
(私はそこを説明できるほど学んでいません、すみません)

久しぶりにひっぱりだしてみましたが、私の考え方の大元がここにあったなぁという感慨もありました。
それにしても、かなり忘れていて、自分で笑ってしまいました。

さて、エッジについてですが。
「エッジとは『崖っぷち』というような意味で、『気づきの限界点』のことです」
この本ではとても詳しくわかりやすく書かれています。
一人で内面を探っていくことがどういうことか、ということについて書いてある本ですので
興味のある方は読んでみてください。

全部は書けないので、簡単に説明しますと
「自分はやさしい人」、という思い込みを持っていると、「自分は冷たい人ではない」という限界を持っていると考えられます。
ここの間にエッジが存在します。
「自分が変わるということは、このエッジに気づき、それを乗り越えて、自分の限界を広げ、世界を広げること」
越える時には、限界を越えるということですから、怖い思いや、心がざらつく思いをするかもしれないことは予想できますよね。
何しろ 崖っぷちを越える訳ですから。

まずは、エッジに気づくところから始まります。
探っていくと、私の限界は、「私は野心家ではない」ということがわかりました。
と、いうことは、私は実は野心家だ、ということを受け入れることが、全体性を生きるために必要なのです。
これについて、身体の感覚を使ってワークしてみました。

これは、かなり自分では面白い体験だったのですが、
それについては、また別の機会に書きますね。

結局は、そのことは受け入れられずに終わりました。
崖からは飛び降りることはできませんでした。

どんな影響があったかと言いますと。

私は「おのれナポレオン」という三谷幸喜さんのお芝居をとても楽しみにしていました。
公演日は明日の夜。
すると、主演の天海祐希さんが心筋梗塞のために降板し、代役に宮沢りえさんが抜擢される、ということが起こりました。
私にとっては、宮沢りえさんは 野心家の象徴みたいな方。
このことで、天海さんでオリジナルが見たかったという当たり前の願望以上にがっかりしている自分を見つけて、
(なんで宮沢さんなの?!他の人でもいいはずなのに!というような)
複雑な気持ちになりました。

現実の世界に現れて、越えていないよ、と教えてもらった気分。
エッジを越えていないことがよくわかった体験でした。

この話って伝わるのでしょうか?(^-^;

少なくとも、野心家への道が始まった、ということですね。

あやしくなったので、この辺で。

最後までお読みいただき どうもありがとうございました。