昨日は『双頭の鷲』を見てきました~。

美和明宏さんの演出・主演の舞台。

8年ぶりの再演です☆


フランスのジャン・コクトーが、1946年に書き上げ、また自らの手により映画化もした名作『双頭の鷲』。

この作品は、コクトー作品に主演してきたジャン・マレーが、ジャン・コクトーに「一幕は沈黙。二幕は饒舌。三幕は階段落ち」の芝居を依頼したことにより出来上がりました。
オーストリー・ハプスブルグ家最後の王妃エリザベートの数奇なる実話を元に、コクトーが独創的に探求した傑作。
19世紀ヨーロッパに君臨する王家を舞台に、王妃失脚暗殺を企む皇太后一派の陰謀、皇太后の情夫である警視総監フォエーン伯爵と王妃に純愛をささげる反政府詩人スタニスラスとの死闘。毒薬と剣によって炸裂する王妃と詩人、
<無政府主義精神を持つ王妃>と<王党派精神を持つ無政府主義の詩人>
このふたりの命がけの恋の結末は・・・!?


衣裳も装置も豪華絢爛!!

ヨーロッパの歴史物なので途中ちょっと難しかったけど、最後はちゃんと理解できました☆

「愛」って、奥が深いわ・・・。


あとね、美輪さんの動きが凄いの。

まぁハードアクションシーンとかは無いんだけど(笑)、年齢を全く感じさせないきびきびした動き。

王妃の役なんだけど、背筋がシャンとしててドレスのすそ裁きもきれいで、素晴しかったです☆


あと、セリフがとにかく難しい!!

あんな難しいセリフを理解してスラスラいえる役者さんたちはすごい!

また、この舞台上演時間がめちゃ長いんだよ。

休憩込みで3時間半。(3時間舞台・30分休憩)

その長丁場を、あの迫力でこなす役者さんの精神力は凄い!

プロの凄さを、思いっきり感じてきました。

ほぇ~。。。。