少し早いお花見に、桜で有名な王子の飛鳥山公園に行ってきた。桜が咲いている木はごく僅か。週末にはたくさん咲くだろうな。けれども広い公園内には所狭しとお弁当を広げた親子連れが。いい天気だから私たちも焼きたてサンドイッチを広げて久しぶりのピクニックを楽しんだ。

芝生の上で寝転んで読書を楽しんだ後は、偶然知ったアルベール・カーン展へ。

飛鳥山公園内には明治、大正、昭和と大活躍した実業家、渋沢栄一の渋沢資料館がある。以前訪れた際、あまりの豪腕っぷりに驚かされたのだけれども、その渋沢栄一がアルベール・カーンとまでも親交があったなんて!とスキップをして展示を見に行った。

アルベール・カーンはフランス系ユダヤ人実業家で、1908年から1930年にかけて世界各国に写真家を派遣し、各地の貴重な生活風景を膨大な量の写真とフィルムに収めた人物だ。以前NHKで彼の特集番組が放映された際に世界各国の人々のリアルな暮らしぶりを知ることが出来る美しい写真に私はとても魅せられた。

今回の展示そのものは、非常に小さな会場で写真の展示数もさほど多くない。けれども、膨大な量の日本滞在時のスライドや、当時の日本や世界各国の様子を伝えるフィルムは非常に見ごたえのあるものだった。

放浪デザイン旅日記-アルベール・カーン展より


特に面白かったのは大正から明治への変換期の日本の様子。アルベール・カーンやその写真家の見る生活は上流階級のものが多かったけれども、それでも当時の銀座や東京駅界隈を闊歩する人々の服装や町並みからは、彼らがどのように生活をしていたか、どんなものが流行っていたのかが見て取れて非常に興味深かった。

実家にNKHの放送のダビングがあると思うので、早速見返してみよう。何度みても、いつまで見ていても飽きない、そんな展示だった。


「渋沢栄一とアルベール・カーン」
http://www.eiichi-kahn.jp/

渋沢資料館
http://www.shibusawa.or.jp/museum/
曇り空で気温も低め。そんな日は自転車日和だ。引っ越しして早9ヶ月、近いのだから行こう行こうと思っていたが、なかなか足を運ばずにいた上野まで自転車で出かけることにした。

今回はピクニック、ということだったのだが、上野公園は凄い人出でピクニック処ではなかった。噴水前のベンチでそそくさと朝拵えたサンドイッチを食べ、すぐに上野公園内を散策することにした。

まず向かったのは東京文化会館。ここは前川國男の設計で1961年施工されたモノ。いつも前を通る度に見上げてはいたものの、中に入ったことはなかった。

放浪デザイン旅日記-上野の駅から出て一番最初に目にする姿

ここを観てまず印象的なのが、コンクリの塊の美しい曲線だ。どちらかと言うと、建築と言うよりはプロダクト的とも言えるラインをしている。あまりこういった線使いやバランスは建築物としては珍しいのではないだろうか・・・?

放浪デザイン旅日記-横たわる戦艦

建物を観る位置によって随分印象が変わる建物だな、と思った。少し離れてみると大きな戦艦が横たわっているかに見える。

放浪デザイン旅日記
放浪デザイン旅日記-雰囲気がまた変化する

端々にコルビジェの影響が見られる。ロンシャンの礼拝堂をどことなく彷彿とさせる。

放浪デザイン旅日記-満天の星空
放浪デザイン旅日記-大ホールの外側

外観からは想像出来ないほど内部が色鮮やかで驚かされた。いろいろな表情がある。

放浪デザイン旅日記-優しい色が効いている

是非大ホール内部の天童木工が担当したというウォールパネルを観てみたかったのだけれど、やはりここは音楽ホール、本日の公演準備のため中に入ることは出来なかった。やはり一度何かの公演を聴きに来なくては駄目かしら・・・?

放浪デザイン旅日記-シャッターが素敵

なんて思っていたら年に数回、バックステージツアーが開催されているらしい。 内部を見学できるだけではなく、オーケストラピットに入ったり出来るらしい!来年は忘れないようにしなくては・・・!

東京文化会館
http://www.t-bunka.jp/
横綱町公園を出た後は当初の目的であった旧安田庭園へ。

旧安田庭園は大名庭園の典型と何処かで読んだことがありとても楽しみにしていた。思っていたよりもずうっとこぢんまりとした庭園内はたくさんの人でいっぱい!写生をしたり、水辺に腰を降ろしたり、皆思い思いに楽しんでいる。けれどもとても暑い日で (そして私は着物・・・) 、すでにぐったりしてしまった私は旧安田庭園をじっくり見ることなく、ただ通過するだけに。また江戸東京博物館に出向く機会があるので、その際に庭園も両国公会堂もじっくり鑑賞することにしよう・・・

放浪デザイン旅日記-気持ちの良い日差し(実際はうだる暑さ)

駅へ向かう途中両国国技館の前を通った。

放浪デザイン旅日記-印象的な形の屋根が見えて来た

幼い頃祖母と相撲をTVで観るのが日課だった私には、枡席で相撲鑑賞するのが夢だった。今でも機会があれば相撲をこの目で見てみたいと思っている。

残念ながらこの日は国技館はお休みでチケット売り場のみ開いている。柵から中を伺う。チケット売り場には力士の似顔絵やフィギアなど、国技館のショップで売られていると思われる魅力的なグッズがたくさん飾られている。見ているとそれだけでワクワクしてきてしまう。

放浪デザイン旅日記-いつか・・・!放浪デザイン旅日記-素敵な計らい

近くのカフェでお茶をしたら、番付表を無料でいただいたので、なんとなく国技館に入れた様な気分に。

両国を出ようと駅に向かうと・・・びっくり。オリジナルの駅舎が状態良く残っていたなんて!!!両国へは何度も足を運んでいるのに、JRを使ったことがなかった。ちょっとショック。

放浪デザイン旅日記-歴史を感じさせる佇まい

調べてみると、昭和4年建築の駅舎だそうだ。一時はビヤホールとして使われていたが、今は居酒屋が入っているらしい。確かに居酒屋の広告が場違いなほど目立っていた・・・けれども現在も使用されているのは嬉しいなぁ。オリジナルを残しているのであれば、居酒屋にも入ってみたい・・・

放浪デザイン旅日記
江戸東京博物館で開催されていた「写楽 幻の肉筆画」展を見たあと、初めて両国を歩いてみました。江戸東京博物館へはそれなりに通っているにも関わらず、散策をしたことが無く・・・

まず向かったのは下野足利藩の本庄氏の屋敷のあった場所だという旧安田庭園。暑い中へろへろ歩いているとビルの間から塔が見える。時間もあったので少し寄り道をしてみることに。

そこは横網町公園という名の公園で、中にはお堂と塔が聳えている。見た目はお寺のよう。ぐるっと正面に回ってみると、それが「慰霊堂」であることがわかりました。なんの慰霊堂なんだろう?と不思議に思い、公園の中をウロウロすると「横網町公園事務所」と書かれたレトロな建物を発見。そしてそこには「震災復興記念館」とも表記されていました。

放浪デザイン旅日記-とても雰囲気のある外観

ここは大正12年9月1日の関東大震災の被災者を供養するために震災記念堂(現:東京都慰霊堂)を昭和5年に建設したものだそうで、その際に大規模な震災復興を成功させた記念に公園内に震災復興に関する資料を展示している震災復興記念館を建てたそうです。

放浪デザイン旅日記-ガーゴイルがシーサーの様・・・

中に入ってみると沢山の震災後の写真、そして絵が飾られています。死体が放置されていたり、行く宛てもなく道ばたで生活する様がとても鮮明に描かれています。また、震災時の大火災にて燃えた品々も展示されています。熱でグニャグニャになった看板や生活道具など、火災の凄まじさが痛いほど伝わってきました。

国が考えた復興策として数々の模型を見ることが出来ます。地下鉄をどう通していたのかなど、精密に作られた当時の模型の数々はとても興味深かったです。

不謹慎ではありますが、大正期の人々の生活ぶりや街並みが見られ非常に濃い時間を過ごすことが出来ました。常々東京に明治・大正期などの古い建物が大阪などに比べると少ないと不満に思っていましたが、改めて詳しく知った関東大震災を思うと、当然のことなのかもしれません。同時に、震災後の復興しようというパワーの凄まじさには感心させられました。

公園では野球の試合の帰りの小学生の集団がきゃっきゃと明るい声を響かせていました。彼らはこの震災復興記念館に足を踏み入れて展示を見て何を思ったかしら?


■横網町公園 東京都墨田区横網2-3
両国 旧安田庭園裏
放浪デザイン旅日記-惚れ惚れします

埼玉県は日高市にある巾着田というところに行って来ました。

目当ては曼珠沙華。私は曼珠沙華が大好きなのです。
保育園の頃、いつも遠足で行く川辺に曼珠沙華が沢山咲いていて、それを見るのが好きでした。あの燃える様な赤と、繊細な花びらに幼いながらも心惹かれました。

「彼岸花が好き」って言うと、大抵驚かれます。こんな綺麗な花なのに、名前のセイで少しイメージが悪く思われちゃっている気が・・・ 残念でありません。お彼岸の時期に毎年律儀に咲く花。曼珠沙華を見ると、「お彼岸なんだ」と気が付かされます。お彼岸時に咲くだけでなく毒を持っていることからも少し怖いイメージがあるようですが、これからは是非「曼珠沙華」と呼んで欲しい。「天上の花」という意味は、繊細ながらも強さのあるこの花にピッタリな名前だと強く思います。

放浪デザイン旅日記-白の曼珠沙華こそまさに「天上の花」

念願の曼珠沙華の里、巾着田です。実は学生時代毎年ここ高麗川でキャンプをしていました。みんなで木を拾ったり駆けっこをしたり、まさにその地に一面曼珠沙華が咲き誇る様子は奇妙な気分にさせられました。

放浪デザイン旅日記-赤と緑のコントラストがとても綺麗でした

曼珠沙華はどこにでも咲く花だけれども、これだけ膨大な量が咲いてると圧巻!見れば見るほど朱の色が美しくって見とれちゃいました。連休まっただ中、ということもあり、かなりの人手で、沢山の観光バスが押し寄せていました。少し遠かったけれど本当に行って良かったな。

放浪デザイン旅日記-しぶとくも美しく咲く姿

■埼玉県日高市巾着田公式ホームページ■
http://www.kinchakuda.com/
急遽決まった南ラオスへの旅。よくよく考えたら南には行ったことがなかったのだ。なんということだ。2つ年上の従兄弟も行きたいと言うので二人旅となった。明日からの仕事を休むらしい。さすが自由だなぁ、と妙な感心。個人的にはラオス国内初めてのバスの旅。従兄弟が居るとは言え緊張する。

バスターミナルも初めて。いつも飛行機だったが、今回は予算の関係上全て夜行バスを使用する。

バスターミナルには妙にカラフルに光るバスが並ぶ。チンドン屋みたいでクラクラする。V.I.Pバスと呼ばれる少々値段が高いバスな為海外からの観光客の姿が目につく。改めてラオスが観光地化されてきていることを感じる。

放浪デザイン旅日記-まさにチンドン屋

バスに乗り込むと、またその妙な豪華さに度肝を抜かれる。普段ラオスはタイと比べると質素だなぁ、と思っているけど、やはりこういう時に「派手好き」を痛感させられる。車内には爆音で歌謡曲が流れている。振動を感じるほどだ。今夜眠れるのだろうか、と不安になる。周囲を見渡すと、外国人は殆ど皆顔を顰めているがラオス人は全く気にもしていない様子。さすが、である。

放浪デザイン旅日記-カーテンのジャラジャラが気になる

バスが動き出すと、添乗員が何かを配りだした。受け取ってみるとそれはご飯。もう遅い時間なのに山盛りのごはんに鳥の唐揚げ、キュウリが添えてある。もうお腹いっぱいだったので申し訳ないけれどサヨウナラ。知っていればお腹空けておいたのに…

爆音で響く映画の音にメゲズに何とか浅い眠りにつく。席下のトイレからトイレ臭が上がってくる恐怖の旅がスタート。V.I.Pバスでこれとは・・・少し先が思いやられる。

放浪デザイン旅日記-途中止まった中継点にて
お昼時、親戚のおじさんが私の大好物が食べられるお店に連れて行ってくれた。

放浪デザイン旅日記-大好物のフーとヨー

フーとヨー。この2つが私の大好物!フーは毎朝食べているし、ヨーもしょっちゅう食べている。
フーのトッピングは、パクチー、唐揚げ、揚げたニンニク。あーおいしい。やはりヴェトナムには行かなくてはならないなぁ。

放浪デザイン旅日記-キッチュな一品

卓上で目立っていた箸・調味料立て。衛生管理が問題あるからか、日本であまりこういうの見ないなぁ

放浪デザイン旅日記-清々しい青空

涼しい店内から外を眺めると、なんだかとても気持ちが良さそう。出ると暑くて敵わないのだけれども

放浪デザイン旅日記-ただ感心するばかりのディスプレイ

母親とセントラルマーケット、タラートサオへ。タラートサオは朝市という意味だけど、ここは日が暮れるまで開いていて、一日中賑わっている。いかにも観光客用のものから日常品まで品数も多く、いつ来ても飽きない。急遽決まった今晩からの旅に備えサンダルを購入。安くて可愛いのでついつい3足購入。3足で2500円ほど。デザインは可愛くなったけれど、その分値も上がったなぁ、とシミジミ。

放浪デザイン旅日記-溢れる商品放浪デザイン旅日記-眩いほどの刺繍糸

自分の買い物終了後は母親の買い物にお付き合い。薄暗い店で、少数民族の衣装を探す。いい物が年々少なくなってきているそうだ。

放浪デザイン旅日記-暑い暑い涼しい放浪デザイン旅日記-カラフルすぎてビックリする

ふと足下を見ると、カラフルな影が地面に落ちてた。見上げると赤や黄色や花柄のシートが頭上に掛かっている。こういう何気ないのがいいなぁ

買い物途中にキッチュなカフェで一休み。

放浪デザイン旅日記-無意識に可愛くなった、感じ放浪デザイン旅日記-普通に使い易そう

大好きなフレッシュココナツジュースを注文。昔のおじいちゃんちにはココナッツの木があって、良く採って飲んだなぁ。日本の自宅にも生えていたらいいのに・・・

放浪デザイン旅日記-大大好物!

ココナッツは、その果肉がプルプルでおいしいんです…!

放浪デザイン旅日記-プルプルのゼリー

「ラオス料理なら○○!」と答えるのは少し難しいのだけれども、ラオスのいいところは「何でもおいしい」ところだと思う。タイ・中国・ベトナム・カンボジアなどの近隣諸国の料理をいいとこ取りした感じだ。辛すぎず、味も濃すぎず素材の風味を生かす。日本人ならたいていの人が口に合うのではないか。果物も豊富だし、私はラオスで食べるご飯が大好きだ。自分で再現しようとしてもなかなか難しいこの味・・・!日本にもリトルラオス、出来ないかしら。
今日は、親族の経営する木工場を見学に。

放浪デザイン旅日記-のどかな雰囲気

ヴィエンチャンの外れにあるその工場は、木材を加工して輸出しているそうだ。敷地内には大量の木片が積まれている。

放浪デザイン旅日記-天日にかけられている木材放浪デザイン旅日記-膨大な量の木片 つまりゴミ

木材の加工だけではなく製炭も行っているそうで、大きな釜が並んでいた。

放浪デザイン旅日記-製炭機放浪デザイン旅日記-魅力的な形放浪デザイン旅日記-これが出来上がった木炭

毎日中途半端な大きさの廃材が膨大に出るらしい。その廃材を使用して何か作れないか、と相談を受ける。こどものおもちゃとか、って。うーん。真剣に考えてみよう。

次に近所の家具工房を見学に。

放浪デザイン旅日記-どこぞの皇帝が座るんだ…放浪デザイン旅日記-大量に並ぶ…

うーん、ちょっとビックリした。イヤ、ラオスでっこういった過剰なデザインがあるのは知っていたけど(何度も見たことはあるし)並ばれると迫力が違う。圧倒される。

放浪デザイン旅日記-重厚なベッド

聞くとほとんどが中国への輸出品だそうだ。どうりで龍や鳳凰が彫り込まれているわけだ、と納得。他にも現地の人のお宅には大抵ある、木彫りの絵(?)などもあった。


ラオスは昔から木彫りの技術があるけれど、それを今どう活かしているか、なんて考えたことはなかった。欧米用にもう少し、ラオスの伝統を残しつつモダンなデザインに出来ないかと、考えてみた。私がラオスに何か出来ればいいな。
家の近くにある一角に夜は屋台が連なる。
近くを通ると一帯照明でオレンジに光っていてなんだかお祭りみたいだ。

放浪デザイン旅日記-オレンジ色の光に包まれた街角

お腹はいっぱいだったし購入のつもりは無かったのだけれど、屋台や出店を見ているうちに色々食べたくなってしまう。不思議だ。

放浪デザイン旅日記-いい匂いをさせていた焼き鳥屋放浪デザイン旅日記-果物も安い

ついついランプータンを1kg購入。だって安いんですもの

オレンジ通り(勝手に命名)を一本入ると、そこは食堂が連なる通り。食堂の前には移動式屋台が集まっている。

放浪デザイン旅日記-明るい場所に集まる放浪デザイン旅日記-ココナッツミルクのお菓子
放浪デザイン旅日記-ラオス風おしるこ、ナムアン放浪デザイン旅日記-揚げたてドーナツ

果物屋、ドーナツ屋、自分の好みの物を組み合わせて食べるラオス風おしるこ、ナムアンなどなど、いろんなモノが売られている。同行の母親はココナッツミルクのデザートを購入したが、加工ココナッツが食べられない私は揚げたてドーナツを購入。3つで1000キープのところ、一つおまけしてもらったっけ。

帰宅途中、最近オープンしたばかりのコンビニに入る。蛍光灯が煌煌と照って眩しい。なんかラオスらしからぬ感じ。タイのアイドル雑誌が並んでいる。ラオスの雑誌も少し。いや~今まで見なかった光景だ。

放浪デザイン旅日記-日本のコンビニと変わらない放浪デザイン旅日記-食材・調味料が豊富

店内を見ると日本のコンビニと変わらない。けれども食材・調味料が豊富でちょっとラオスらしかった。普段私は小さい店に入ってオモシロイモノを探すのが好きなのだけど、コンビニはやはりというか、あまりオモシロイモノが無くて残念だった。

放浪デザイン旅日記-本日の戦利品

家に帰って本日購入したデザートの試食会。試しにココナッツの使われたデザート食べてみたけどやっぱ駄目だった。加工ココナッツ嫌いがラオスでデザート探すのは随分骨だ。フレッシュココナッツなら大好物なのになぁ~

今日の夜も更けてゆく…
今まで何度も訪れているヴィエンチャンなのに今まで訪れていなかった場所、それがブッダパークだ。今回の訪老で初めてラオスのガイドブックなるものを入手し、初めてこの公園の存在を知った。何体もの仏像が乱立するその異様な写真にドキドキしてしまった。ラオスにもこんな変な物があったんだ!

車を 分ほど走らせ着いたのは緑溢れる敷地。足を踏み入れた途端、なんじゃこりゃ!の世界

放浪デザイン旅日記-入り口は顔なんです…

恐る恐る気味の悪い生き物の口を通り、薄暗い体内を抜けると、目の前が開けた。頭の上から見る景色、それはもう異次元空間!

放浪デザイン旅日記-寝仏に始まり凄い数の仏陀が見える

放浪デザイン旅日記-気持ち良さそうな寝仏

巨大な仏が青空の下輝く緑の上に寝転ぶ。とてもシュールな様子…
他の仏様も、首から下がたこ足だったり頭にドクロが付いていたり、何故かヒンズーの神様もいたりする。ブッダパークというよりゴッドパーク?

放浪デザイン旅日記-大人しそうな顔だけど放浪デザイン旅日記-もはやどこの国に居るのかわからない

妙にアクロバティックな像があり近づくと(月を崇めて太陽を食べる神、と説明されたような…)顔のアップは凄い迫力であったり、見ていて本当に飽きない!

放浪デザイン旅日記-凄い体勢放浪デザイン旅日記-顔のアップも凄い迫力

私をブッダパークへ連れて行ってくれた従姉妹や友人も訪れたのは初めてらしく、みんなで像と同じポーズをとって写真撮影したりして楽しんだ。

放浪デザイン旅日記-不思議な光景

非常にラオスらしからぬ、ぶっ飛んだ場所で面白かった。何故今までその存在を知らなかったのか不思議。現地の人はあまり興味が湧かないのかしら

放浪デザイン旅日記-結構賢い

帰り際、ミニバスの運転手がハンモックを下げて昼寝をしていた。その姿に笑ってしまった。このゆる~い感じ。やっぱラオスに居るんだなぁ