最終お返事まで3日、クリスマスまで9日 サンタをする3つの理由 | みちしるべ

みちしるべ

人は生まれによって尊からず

その行いによって尊し

かけた情は水に流せ

受けた情は石に刻め

右は極楽 左は地獄

心ひとつが道しるべ

2014年テーマ 「HappyCake!HappyMake!」

クリスマスは家族、恋人との温かさに包まれる特別な日。

思い出し笑いするような。心がほっとするような、思い出の時になりますように。



最高のクリスマスとサプライズを届けることによって、夢、希望、勇気を抱くきっかけになり、
一歩前へ進む手助けをする世界最高のサンタジスタたちにじわじわご参集いただいております<(`^´)>

 

さて、最終のお返事まであと3日、クリスマスまで9日。

58人の願いの内、13人の願いにサンタさんがあらわれました。
まだあと45人の願いが手つかず。

ですが、いつもHEROはぎりぎりにやってくるもの!
最高の未来をみつめ、最高の努力をお約束します。

詳細はホームページにアップさせていただきました。
http://xmas-for-tohoku.jimdo.com/

<サンタに届けられた願い、プレゼントのリスト>
http://www.amazon.co.jp/registry/wishlist/2S8BDDDRVQ4YZ

✔それぞれの願ったプレゼントのページに飛ぶようにリンクしました。

<ソリ(車・燃料・高速)まであと、116,500 >

現在ご寄付120,000おあずかりさせていただいたことで
□トナカイ(車両・燃料・高速代)まで116,500
□願い事風船まで196,500

<ご寄付ご送金口座>
東日本大震災被災地の子どもたちへクリスマスプレゼントを!
ゆうちょ銀行 店番518 普通3724645
※ゆうちょからは15150-37246451

★トナカイさん(ドライバー)いませんか!★
現段階トナカイ1名で4日間約40時間のドライビングを要求されています(>_<)

★★急募!12月24日19:00頃、栃木県宇都宮市にプレゼントを届けられるサンタさん★★
1件お願いしたいです。
サンタさんおられましたらご一報をお待ちしております<(_ _)>
こちらのご家庭です→http://goo.gl/HJUzZP



さて、何をいまさらということでもありますが
サンタをする理由をあらためてお伝えしておこうと筆(タイピング)をとりました。

というのは、このところ古い知人からのご支援が少しづつ増えてきたからです。

嬉しいような、恥ずかしいような、なんで応援してくれるようになったんだろう??
実はとても不思議に思っています。

10年前、20年前といった過去を知っている人は、基本的な評価としてはこうだったはずだからです。

「いい加減なやつ」
「自分勝手なやつ」
「ワガママなやつ」

そして今もたぶんそんなに変わっていません。

なのに・・・不思議。

ではあらためてサンタをする理由について3つお伝えさせていただきます。



◆ひとつめの理由

「子どもたちのほとんどは、クリスマスにサンタを待っているから。」


かくいうサンタの幼少期は

「クリスマスは’苦しみます’だなぁ、ケラケラケラ」
と高笑いする親を見て、何の夢もクリスマスに抱いたことはありませんでした。

しかし震災があった当初、ある避難所で瑠奈ちゃんという女の子と、
医療支援スタッフとしてあたっていた看護師さんのエピソードにきっかけに支援のスタイルを「サンタ」に決めました。


ブログそのままリンクさせていただきますので、ご一読いただけましたら幸いです。
http://blog.goo.ne.jp/flower-wing/e/d4a8d7abe8329331acca5f438a03c492





◆ふたつめの理由


誰かが、この活動を通じて、信じてくれたことがある。
何か決意するきっかけになった。」

これを裏切ることのないよう誠心誠意、続けることを誓っていることがふたつめの理由です。

震災当年にはじまったこの活動を当初から熱心に応援してくださった方がいらっしゃいました。
なんでそんなに応援してくれるのか尋ねてみるとこう仰いました。

「皆さんが真剣に取り組んでいる姿をみてすごく刺激を受けたんです。
私は今まで、自分がしたいこともなく、何となく今まで生きてきたんだ。。。
って気づいて考えるきっかけをもらえて、やりたいことが見つかったんです!」


その方は、それからお財布など皮をつかった小物入れを創ることになり、
いつか自分がつくったモノをたくさんの人につかっていただきたい、という目標を見つけたのだそうです。

それから1年ほど音沙汰なかったのですが、ある日「話しがある」とそのご友人から呼び出されました。

何事かと思っていくとご友人とご本人と、お二人で当時のサンタの姿勢について、鋭く指摘されました。

そしてその翌年の夏に、そのご友人からメッセージがあり
「とても残念なお知らせがあります。〇〇さん、闘病の末、お亡くなりになりました。」
と伝えられました。

病気だったなんて一言も知らされておらず
まさかあれが最期の会話になろうとは思いもしていません。

「子どもたちを想う気持ち、必ず伝わるから。」

「私も人を守れるように頑張って生きます。」

誰かが、この活動を通じて、信じてくれたことがある。
何か決意するきっかけになった。

それを裏切らぬよう、誠心誠意、続けていくことがサンタ流の誠意であります。


◆みっつめの理由


「思いやりあい、手を取りあって助け合い、分かち合う。」
願っている世界を一歩づつ、実現していく、という生き方を大切にしています。

今回、サンタから贈るクリスマスを丁重にご辞退された3つのご家庭からご連絡をいただきました。
内、1つはメールでしたが概ね同じ内容でしたので2つのお手紙をご紹介いたします。

 

 

 

 

 

 

<陸前高田 親御さまより>
前略 サプライズ事務局の皆様から封書を頂き、震災後、継続して今もなお活動を続けて頂いていること、本当に感謝の気持ちで受け取りました。ありがとうございます。

わが家は一昨年すごいサプライズを頂きました。
わが家にとって本当に本当に心に残るサプライズでした。
今も家族みんなで感謝しています。

思いかえしてみますと・・・あの頃は本当に親も子もいろいろな事に辛い時期でした。
子供達にとっては大好きなおじいちゃんを亡くし、家を流出し、友達を亡くし見るものは今までと違う光景。
今までと違う生活・・・。本当に大変な時期だったと思います。

その中でサプライズして頂き、TVまで取材して頂いたり、本当にいろいろな事を経験させて頂きました。
あのサプライズから言いたいことを言える様な親子に戻れて来た様に思います。

今回も贈り物等の事のサプライズを頂けるとの事でしたが、本当に心温かいサプライズは頂きました。
今もなお家族みんなの心の中に強く残っています。

わが家にとってのサプライズは一昨年のあの時で充分です
本当に感謝しています。
今年もいろいろなところで悲しい被害を受けた方がいらっしゃいます。

継続して力を頂くこと、本当にありがたいことです。
もし可能であればわが家に頂いた贈り物の依頼___。
今年いろいろな被害を受けて悲しい思いをしている方におゆずりしたいと思います。

私達は皆様に励まされ、贈り物を頂いたりしながら前を向いて進んでいこうと思えるようになりました。
本当に感謝しております。

震災は本当に辛かったけれど、こんな風に応援されていること、支えられていること、感じられたことは、本当にありがたい経験になりました。
子供達も大きくなったら皆さんの様に行動出来るようになれると良いなと思います。

本当にありがとうございました。
寒くなってきました。
お身体大切に。
本当にありがとうございました。

かしこ

 

 

 

 

 

 

<陸前高田 親御さまより>
今年もお手紙いただきありがとうございます。
震災から4年が経とうとしていますがまだまだたくさんのご支援を学校、スポ少でいただいております。
我が家はおかげさまで家族みな元気に過ごしております。
様々な災害が全国各地で起き、その度に胸が痛みます。
広島の土砂災害にあわれた方々、お見舞い申し上げます。
今回はクリスマスサプライズ実行委員会様のあたたかいお気持ちだけちょうだいします。
ありがとうございました。

 

 

 

 

 

これらのお手紙を読んだ時、報われた思いでした。

「いつかわが子が大人になったとき、皆さんの様に行動出来るようになったら・・・」

これ以上の賛辞はありません。
恐縮して拝読いたしました。

今回、ご家庭にお送りしたサンタからの手紙のヘッダーはこのようなものでした。

 

 

 

 

 

 

ちょっとみえづらいかもしれないので、下部「お願い」の部分をコピペします。

 

お願い

 

 

震災、または何か特別な事情で、家庭環境、経済状況が苦しいご家庭に特にお届けしていきたいと考えております。

✔家族そろってクリスマスを迎えられない

✔クリスマスプレゼントを用意できない

✔ご家族の中にお亡くなりになった方がいる

✔離婚、死別、単身赴任などの為、ひとり親家庭の状態にある。

 

もし皆さまのお近くに、そのようなご家庭がありましたら、同封してあるご紹介用の封筒(同様の書類が入っています)をお渡しいただけないでしょうか。

もし皆さまがクリスマスをお迎えいただくにあたり、私どもがお役に立ちそうだと思っていただけたなら、

『サンタへの手紙』にご回答をいただきまして、ご返送いただきたくお願いいたします。


これによって4のご家庭14人とのつながりが新たに生まれました。

苦しい状況から立ち上がれたら、立ち上がろうとしている人に手を差し伸べていくこと。

思いやりあい、手を取りあって助け合い、分かち合う。
これがサンタの願う世界です。




追伸 今日、サンタ同胞の大濱淳子さんがご結婚披露宴をあげられました!

今年8月に起きた土砂災害のど真ん中で、現地のニーズを聴き取り、必要物資の募集を行ない、県外からこられたボランティアさんとの中継ぎなど、尽力されておられました。

彼女のような人物が幸せにならないはずがないと思っていましたが
とても素敵なご主人をいつの間にやら・・・よかった!!!!

晴れやかなお姿と新たなスタートに、心からおめでとうございます!