萩往還 佐々並から萩へ その拾四 ~一升谷 茶屋川 清流 明木市へ~ | 萩往還を歩く

萩往還を歩く

幕末維新の志士たちが駆け抜けた歴史の道「萩往還」は城下町萩と瀬戸内の港三田尻とを結ぶ街道であります。さあ、今から、萩往還とその周辺を歩いてみましょう。きっと新たな発見があるはずですよ。

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本日はその拾参のつづきであります。


町田梅之進自刃の地を過ぎますと、

またまた石畳が見えます。


萩往還を歩く

↑この写真、適当なのがなかったんで、

去年の10月に歩いた時のものであります。

ホントは僕の姿が写っていたのですが、

合成して消したのであります。


しかし左手に流るる茶屋川の水の美しいことよ・・・。


萩往還を歩く

この清流で、顔を洗う不肖山笑であります。


萩往還を歩く

「お~!何と気持ちがええのう!!こりゃあ最高じゃのう!!」


そして、ひたすら歩く、僕と好青年E氏であります。


一歩一歩歩いて行きますと、やがて風景が変わります。


なんとまあ、すごい、すごい。

見事な青空であります。

萩往還を歩く

あの高杉東行先生も、この地より、

あの空、そしてあの山を、ご覧になられたのでせうか。


「う~む・・・。感無量じゃのう・・・。」


感慨に打たれながら、歩みを続けます。


萩往還を歩く

もの悲しい感じのする廃屋であります。

(僕はこの道を歩く度、必ずここの写真を撮っちょるんよね~。)


萩往還を歩く

そしてしばらくいきますと、向こうに見えるは、明木村の英雄。

明木将軍と呼ばれた、滝口氏の旧宅であります。


明治に、明木村に図書館を作ったり、

貴族院議員をつとめたりと、大活躍をされました。


「う~む。やっぱり僕らあとはグレードがちがうのう・・・。

さすが!おやりるのう!」


そして、
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「やった~!!明木じゃあ!!」


そうです。僕たちは、ついに明木市に着いたのであります!
萩往還を歩く

左に行きますと、馬関(下関)に至る赤間関街道。

右に行きますと、萩に至る萩往還であります。


「Eさん。ぼちぼち昼にせようかねえ。」


時計はもう、正午を少しまわっていたのでありました。



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