こんにちは鍼灸師のUです
何だか頭がすっきりしない…
そんなときにオススメのツボ
四神総
【効果】
・自律神経を整える
・精神を落ち着かせる
・記憶力もUPさせる
・頭をスッキリさせる
美容的には…
・白髪や抜け毛予防
・頭皮の血流を改善
・リフトアップ
・くすみの改善
①は百会というツボ
②は四神総です
写真の通り
四神総というツボは
百会の前後左右にあり
4か所まとめて1つのツボです
ちなみに百会は
左右の耳を結ぶ線と
鼻筋の線を結んで
交差するところにあります
今回は四神総の
名前の由来を
ブログしていきます
この四神聡の名前の由来は
「四」は四つのツボの意味
「神」は精神の意味
「聡」は聡明の意味
つまり四神聡は四つのツボで精神状態を落ち着かせ頭をスッキリさせる効果のあるツボということになります
一般的には…
「神(カミ)」といえばコレ
英語で言う god
ですが、東洋医学では
「神」は「しん」と呼びます
神(しん)とは
中医学独特の概念で精神・思惟・思考活動を統括するもの
現代医学では精神活動は脳によって行われますが、中医学では精神活動は「神(しん)」によって統括しているとされています。古代の人々は心=神(しん)=神経と考えていました。
つまり
すでに古代から大脳や中枢神経の作用と心臓は関係が深いとしていたのです
心=神=神経が不調となると、「神(しん)」が栄養やコントロールを失い、夢が多くなったり不眠・健忘・イライラ・鬱、などの様々な精神症状が現れてしまいます。
神の気が盛んであれば、身体は強健となり、内臓の機能も活発になり調和がとれてくるし、神気が分散すると、正常な生命維持機能はことごとく破壊され命を落としてしまいます。
心も神も生命維持の中枢だったと古代から知られていたのですね
また、心臓は胸にある事から…
精神状態を表すときは
「胸が痛い」「胸が張り裂けそう」
思考や記憶を表すときは
「胸に手をあててよく考えろ」
などと、胸が使われるのも納得
ちなみに現代医学の「神経」という言葉は杉田玄白、前野良沢らが『解体新書』の中で、オランダ語の“ゼニュー”の訳語として名づけたものです。「神気」と「経脈」という文字から神経と名づけられました。
神気(しんき)は生命活動を支配・統制している「気」です。経は縦糸の意味ですから経脈(けいみゃく)はツボが縦に並んだ連なりです。つまり、「精神」や「気」が流通する経路が「神経」であり「神の通る道」という意味です。
私たちの身体の仕組みって解明されてないことの方が多く本当に神がかっています
昔の人が「血」や「気」や「精神」の流れ道に「神」の字をあてがった気持ちがわかりますね