プーレバスケーズ、もどき。
鶏もも肉やパプリカなどを
トマト味で煮込んだ
フランス・バスク地方の郷土料理。
正しい定義はよくわかりませんが・・
思いつきで作ってみます。
本来は
骨付きもも肉がどーん!
というイメージですが、
もも肉一枚分を大ぶりにカット
+
たっぷりの野菜、で。
鶏もも肉は
一枚を4等分にカットし、皮目にフォークで穴をあけ
塩、こしょう、ハーブ(今回はドライローズマリー)
をもみ込み、一晩置く。
鍋にオリーブオイル、つぶしたにんにくを熱し
鶏肉を加え強火で皮目からこんがり焼き、いったん取り出す。
同じ鍋で玉ねぎ(一口大)を炒め
ししとう、パプリカ(一口大)、マッシュルーム、トマト(4等分)も加え炒め合わせる。
鶏肉を戻し、白ワイン、ハム(一口大、あれば生ハム)を加え
ふたをして5-6分ほど煮込みます。
これだけなのですが・・
なんとも滋味深い味に。
バスク地方といえば、な
エスペレット村のまろやかな唐辛子粉を
ぱらりとふるといっそう気分が上がります。
ちなみにこんな大きな唐辛子です。
どの家の軒先にも
この唐辛子がずらりと干してありました。
・・と思い出にふけったところで、、
一緒に添えたのは
かぼちゃのサブジ風。
たっぷりのしょうが、マスタードシードとオイルを熱し
かぼちゃを炒め、
水、ターメリックパウダー、塩、甜菜糖を加え
ふたをして水分が飛びかぼちゃが柔らかくなるまで火にかける。
仕上げにカイエンヌペッパー、
刻んだパクチーの葉を加えます。
きゅうりといちじくの和え物
きゅうりはたたいて塩でもみ、水分をしぼる。
カットしたいちじく、スライスオニオン、みょうがを合わせ
ヌクチャム
(ヌクマム・甜菜糖・レモン汁・にんにく・唐辛子・水を合わせた
ヴェトナムのたれ)
で和えます。
白炒りごまと黒胡椒を仕上げに。
鶏肉と野菜のうまみが
ぎゅっとつまったスープが美味しいのです。