震災の影響で物流が滞り
行く当てを失ったじゃがいもたち。
いつもお世話になっている八百屋さんが
大量に仕入れたということで・・
いも姉ちゃんが購入しない手はありません。
このじゃがいもと豚ひき肉で
ほっこりとろりな煮ものに。
私の母がよく作っていた、
というわけでもないのですが・・
なんとなく自分的に
「母の味」的イメージの強い煮ものです。
安心感と包容力のある味と風合いゆえでしょうか・・
じゃがいも、ひき肉、出汁を鍋に入れ
あくをとりながら火にかけ、
じゃがいもがある程度柔らかくなったら
甜菜糖、みりん、おろししょうが、
時間差でしょうゆを加えて煮る。
仕上げに水溶き片栗粉を加え混ぜ、
ゆるくとろみをつけます。
ひき肉のあんが
たっぷりからまる感じに仕上げたかったので
肉、出汁を多めに加えて作りました。
各調味料は
出汁7~8に対して1くらいの割合で。
煮ものがほっこりなら、
副菜はしゃっきりで。
れんこん、にんじん、しめじの炒めなます。
ごま油で野菜類を油がまわるまで炒め、
干ししいたけ戻し汁4・米酢2・甜菜糖1・しょうゆ1の
合わせ調味料とちりめんじゃこを加えて
汁気が飛ぶまで炒める。
仕上げに白炒りごま、黒胡椒をひきます。
干ししいたけの身が残っていなかったので・・
今回は代打しめじです。
八百屋のおにいさんと
やはり話題は福島・茨城の農家さんのことになり。
「農家さんを助けるのが我々の役目だから・・」
と冷静に語る姿が印象的でした。