↓の記事の続編です。



ずっと体調が思わしくなかった実家の母、ついに22日に入院しました。と言っても今月のじゃありません、先月の22日です。

その前10日位、下血で救急外来に行くわ、胃カメラ、大腸内視鏡などをやるわ、動けないとケアマネさんを呼びつけ介護ベッドをレンタルする事になるわ…激動の日々でした。っていうのは↓の記事に書いた通り。

入院した日つまり、2月の22日、あんまり脇腹や背中が痛いというので母が大好きな整形外科のK先生の外来に行きました。

待ち時間の間にソファーに横になるなど、一番具合が悪かった頃と同じ行動が…(-o-;

診察時体温を計ったらなんと38度越え…自宅(つまり実家)にいる間は、いつもよりも暖房がキツかった位で手足も普段と変わらず冷たかったのに、この頃はかなり温かかったです。

足取りもおぼつかない位だったので点滴をし、その間に血液検査、CT、MRIなどその時にできる検査をやりました。それでも、かなり強い炎症が体内のどこかにある事しかわからず、そのまま入院に…

痛みや炎症は、整形外科的なものではないと、途中から主治医が整形外科のK先生から内科のN先生に変わり尚も検査の日々。
入院前にやった胃カメラや大腸内視鏡では大腸に潰瘍と憩室が見られ憩室には炎症がある。膠原病の可能性もあり今後その検査もすると言われました。
後に膠原病の所見はなく、熱は大腸の憩室の炎症が原因でしょう。という事になり、近々退院の予定で、退院後の受け入れ先などについていつもお世話になっているケアマネさんや病院の地域支援の担当者の方、それに私と妹で話し合いが持たれる事になり、その調整をしてました。

一時記憶が10分位前の動脈血の採血のことすら忘れてる位だったのが、少々物忘れはあるけど(これは以前からなので・・・軽度の認知症ですから)、リハビリもかなり進み階段も1階分上り下りができる位になるなど、日常生活にはほとんど支障がない程度にまで回復していました。
心配された膠原病も、可能性はないとの事で、やはり、今回の発熱の原因は大腸の憩室の炎症が原因だろうとのことでした。そして、このままいければあと1、2週間で退院できるだろうとのお話がありました。
それが17日にお見舞いに行った時の話。

ところが、19日土曜日の夕方、母、脳梗塞を起こしてしまいました。
病院から電話をもらい私達が駆けつけた時には、意識はハッキリしているようでしたが、右半身が麻痺。言葉は何を言っているのかほとんどわからない、右手右足ともかすかに動く程度。

何も問題がなければ、①血栓を溶かす薬を点滴する、②カテーテルを使って血栓を取り除くなどの積極的な治療が考えられるのですが、下血したり潰瘍があったりする為①の方法はとれず、②は血栓が途中で崩れたりしてさらに血管の奥に入り込んでしまう危険性かある、さらに脳梗塞発症直後に比べてごくわずかではあるが麻痺の改善があり詰まってしまった血管の再開通が望める事。などから、血液をサラサラにする薬を点滴し様子を見る事になりました。




※現在、母はほとんど後遺症らしきものは見られず・・・とはいえ脳梗塞の再発の可能性はこの先ずっと残るわけですが・・・SCUから普通の病室に移ってリハビリも再開しています。食事もやわらかい物ですが、できるようになり、妹曰く「また好き嫌いを言っては少ししか食べていない」そうです(苦笑)。
こんな状態なので、ご心配なさいませんよう・・・