昨日は、治験を考えているH病院の診察日だった。
該当する治験があるのか、あれば説明を受けることになっていた。
予約時間は、11時30分

大きな病院は、何かと時間がかかるので、夫は自分で、おにぎりを3個作って持参した。

おにぎり持って、お天気もよく、道路も空いていて、平井堅を聞きながら、行き先が病院でなければいいのになぁと思いながら、障害者手帳を持っている夫の運転で行った。

病院には、予定より30分位早く着き、夫は受付だけすませると、おにぎりを食べ始めた。
そしたら、2個目の途中で、呼ばれてしまった。
そして、今日も血液検査、CTが必要だという。
どちらも食後4時間経たないとできないという(゚∀゚)アヒャ
夫のタイミングの悪さに笑ってしまった笑い泣き



実は、診察の始めに、担当医から、夫にいいだろうという治験薬の話があった。
どうしてその治験薬を勧めるのか、治験の方法(投与の方法)、治験中の検査内容、副作用、補償等の説明があった。
その後、治験コーディネーターからさらに詳しい説明、簡単な問診があり、もう心を決めていたので、その場で治験参加同意書に署名した。

今日の血液検査、CT検査の結果に問題がなければ、正式に参加する運びになるというので、結果がわかるまでドキドキして待った。

血液検査の結果は後日になったが、CTの結果がでて、担当医から説明を受けた。
肝臓にも新たな腫瘍があると指摘され、愕然とした。
前の病院でした7月初めのCTに影はなく、2週間前のCTにはうっすらと昨日のCTにははっきりと腫瘍が確認できた。
ここ1ヶ月位、腰痛があることを話すと、リンパ節の腫瘍が原因ではないかと指摘され、これもショックだった。
抗がん剤をやめて、1ヶ月10日、癌は勢いを増しているようだ。
厳しい現実をつきつけられた。


参加する治験について

参加する治験は、第1相試験で、大腸癌の患者には初めての投与になるという。
他の部所の癌の人では、既に治験が始まっていて、効果がでている人もいるという。

第1相試験は、色々な臓器の癌患者に対して治療が行われ、第2相試験では、効果が認められた癌種に絞り、新たに患者を募集して治験が進められる。
第1相試験に参加した人は第2相に続けて参加することはできないが、第1相試験で効果が認められた患者はそのまま第1相試験を続けることができるという。
ただし、投薬量その他の条件に関しては、最初に決められた条件で変えることはできないという。
今回この治験薬が駄目だったら、条件さえみたせば、他の治験にも参加可能だと言われた。
実際にいくつもの治験に参加している人もいると言われた。

治験に関して、医学的なこと以外にもよくわからないことが多いm(__)m
けど、前に進むことにした。

ここには治験管理室があり、多くの人がいろんな癌の治験に参加している。
多くの人が携わって、新薬は世に出ていくんだなと実感できる。
他に治療法がないことと少しでもよくなりたいから選んだこの治験だけど、このことが少しでも今後の癌治療の進歩に繋がることができれば、後押しされている感じがして、元気がでる(^∇^)





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