昨日は、診察日でした。
1週間前のCT画像を見ながら、説明を受けました。
肺の腫瘍は、一番大きい物が40×28ミリ位で、3か月前より、1.3倍位の大きさになっていて、
目で確認できる小さなものも数が増えていました。
(10ミリよりも大きな物は、左右3個ずつ位で、小さなものを入れると左右20から25位)
大動脈のリンパ節にも浮腫があり、やや増悪してました。(前回より指摘はあり)
肝臓への転移はありませんでした。
【血液検査の結果】
肝機能、腎機能特に問題なし
(基準値よりも多かったり、少なかったりしているものもありますが、主治医の話より問題なし)
白血球 4800 (基準値3500~9700)
血小板 6.7万 (基準値14.0~37.9万)
血色素量(Hb) 14.1 (基準値13.6.~18.3)
腫瘍マーカー
CEA 23.0 (基準値~5.0 前回 20.0)
CA-19 339.5 (基準値~37.0 前回 280.9)
※ 腫瘍マーカーは、ここ数か月だいたい一定で、誤差の範囲だと言われました。
【現在の夫の様子】……主治医と夫とのやり取りから
日常生活に支障はないが、歩くのが億劫になってきた。
足の裏の痛み(スチバーガの副作用の手足症候群)は、ほとんどなくなってきた。
他の痛みは、今は特になく、食欲もあり、体重の変化もなし。
スチバーガは効き目がなかったということが、はっきりとしたので、次のステップに進むことにしました。
【今後の治療方針…主治医への質問から】
≪使える抗がん剤はないか?≫
① 今までした抗がん剤等で、進行を少しでも抑えるために使える抗がん剤はないか?
(夫の抗がん剤治療遍歴)
一次治療 FOLFOX (5FU + オキサリプラチン) アバスチン 約24クール
二次治療 FOLFIRI (5FU + イリノテカン) アバスチン 約12クール
三次治療 ロンサーフ 2クール
四次治療 スチバーガ 3クール
( KRAS変異型)
副作用がきつくてやめてしまった抗がん剤については、副作用を抑えながらもう一度使うことは意味があるが、効き目がなくてやめてしまった抗がん剤をもう一度使用するのは、意味がない。
KRAS変異型でも、アービタックスを使ってみるのは、一つの手だと思う。
② サイラムザ について
(従来胃癌で使用されていたもので、最近大腸癌にも保険適用されるようになった抗がん剤)
これは、アバスチンの姉妹みたいな薬で、現在二次治療には保険適用されるが、三次治療以降ではできないと言われました。
どこかに、FOLFIRIと一緒に使用することのみ保険適用される書いてあったのを読んだ気がします。
その他の抗がん剤は、どのタイミングで使おうが、保険適用されると主治医が言っていました。
≪緩和ケアについて≫
手術をしてくれた主治医の大学病院に緩和ケア室があり、痛みをとるための治療をしており、紹介をしてくれるそうです。
緩和ケアは、治療方法がなくなってからというのが実際のようです。
ガイドラインとかに、「癌と診断されてから」と書かれていますが、専門の先生、看護士さん等少ないのではないかと感じています。
夫は痛みを訴えることがほとんどなかったので、あまり考えていませんでした。
治験を視野にいれたセカンドオピニオンを受けることにしました。
抗がん剤治療は、とりあえず、しばらくお休みすることにしました。
その他・もろもろ
CTの結果はある程度、予測していたので、まぁ仕方ないかなぁというのが正直あります。
夫の気がかりは、義母のことだけだそうです。
夫の病気のことは知らせていません。
名古屋でひとり暮らしをしており、近くに夫の妹さんがおり、面倒をみてくれています。
お義母さんのことを考えると、胸がしめつけられる思いがします。
早速夫は、名古屋に行くことを考えているみたいです。
昨日のクリニックは、大学病院の外科の主治医と呼吸器外科の先生が出張でみえていて、クリニックで抗がん剤治療を受けている患者さんたちで、混んでいました。
それでも、待ち時間1時間位(この間に血液検査)で、、30分位の診察し、30分位で紹介状が出来上がり会計、なんともスピーディです。
薬が出る時も院内処方なので、会計と一緒です。
クリニックまで、車で10分位で行くことができ、夫への体の負担は少ないと思います。
これは、本当に有り難いし、良かった点です。
逆に、薬剤師さんとか話を聞いたこともなければ、会った記憶もないのは残念なことだと思います。
グルーブで治療にあたるとか聞くと羨ましく感じたこともあります
何か美味しいものでも食べようということで、スーパーで買い物して帰りました。
これからも、バランスのとれた食事を心掛け、この状態が少しでも長く続けられるよう、バックアップしていきたいと思います。
目標は、今まで通り、穏やかに、前向きに (^∇^)