先週以前からのお知り合いでしたが、
福山の株式会社キャステムhttp://www.castem.co.jp/
の戸田社長にお会いしてきました。
戸田社長は、精密鋳物の会社を経営されていますが、
実は紙飛行機滞空時間世界一のギネスホルダー。
工場の視察はもちろん、紙ヒコーキへの取組等
いろいろと楽しいお話をお聞かせいただききました。
学生時代の入院生活、
経営危機のお父上の会社に入られたころのご苦労話。
ただ、それを乗り越えていく過程で様々な技術を開発し、
他社の追随を許さない堅固な企業をつくりあげられたことを
サラリとお話されるかっこいいおじさんでした。
元々製菓会社なのに自社で機械まで作っていた会社。
その伝統もあるからでしょうか、様々なことにこだわり、
常識に挑戦し克服していく過程は、
戸田社長がまさに紙飛行機でやっておられることと同じでした。
というか同じであることがスゴイです。
工場の中も自由にお見せいただきましたが、
鋳物工場とは思えないきれいな工場でした。
技術的には、金属系の方でなく、化学系の方を入れて
異種技術で既存の技術の壁を乗り越えておられるのが
肝ではないかと推察いたしました。
最後に紙飛行機博物館を見学。
紙飛行機も直々に指導して作らせていただきました。
↑紙ヒコーキ博物館。
風洞実験装置やJAXXAでの実験結果など本格的。
宇宙から飛ばす計画もおありとのこと、スゴイ。
ここまで来ると「紙」でなく「神ヒコーキ」です。
*2月9日のTBS、からくりテレビ特番で熱海から初島への
紙飛行機での飛行挑戦が放映予定です。
常識にとらわれないモノづくりへの挑戦。
夢に向かって突き進む情熱。
世界一の方からいろいろなお話をお聞きしたのは初めてでしたが、
僕も世界一という高い目標をもってがんばらねばと元気をいただきました。
戸田社長、奥様、そしてキャステムの皆様
本当にありがとうございました。
↑ギネス認定証の前で戸田社長と2ショット