つづきまして民主党の一週間を振り返りまふ。

小沢代表、政治フェスタ2007に参加

9日、民主党の小沢クンは名古屋市で開かれた「政治フェスタ2007」に出席しました。

「政治フェスタ」とは、若者の政治関心を高めることや投票率の向上をねらいとして名古屋市の青年ボランティアグループが主催して行っているものです。

2004年から始まって以来毎年一回開催され、政治についてのPRやJAZZのライブなどが行われています。

今回も10~30代ぐらいの男女1500人以上が集まりました。
開会式では小沢クンが集まった若者に向けて、

「選挙はこれからの国のあり方を決める重要なものです。そして、この選挙によってみなさんの生活も変わってきます。しかも今、皆さんのように若い人たちもワーキングプアやネットカフェ難民などになり、苦しんでいる人たちがたくさんいます。政治というのは人を生かすも殺すもできるのです。今日集まったみなさんにはそのような政治について学んでもらい、政治に参加して投票にも来てもらいたい。特に今回の参院選は格差社会でも苦しむ人たちを救済するための選挙です。私もこの参院選、政治家生命をかけて国民のみなさんのためにします。」

と語りました。
政治フェスタに参加した若者たちからは、

「今まで政治は自分には関係ないと思っていたが、政治によって私たちの生活は変わるとわかり選挙に行こうと思った。」

「自分と同じような歳の人たちがワーキングプアやネットカフェ難民となって苦しんでいる現状を知り彼らを助けたいと思った。」

「小沢さんの演説に心を打たれた。小沢さんには強いリーダーシップが感じられる。」

などの声があがっていました。






地方自治体が県議会に意見書提出

「安心できる年金制度の実現へ」

全日本年金者組合群馬県本部は6日、全額国庫負担の「最低保障年金制度」創設を国に求める意見書を採択するよう、群馬県議会や前橋市議会などに要請しました。

行動は9日に始まり、13日までに全自治体(合併を予定している自治体はその主な市町)を訪問する予定です。

各市町村長に対しては、介護保険や医療制度の改悪に反対し、勤労者・国民への増税に反対するよう努力することもあわせて要請しました。

県議会への提出の際には、国民年金の未納者数が急増している実態や、2001年に国連社会権規約委員会が日本政府に最低保障年金制度の創設を求める勧告を出したこと、国内でも今年7月に指定都市市長会が制度の創設を提案したことにふれ、「ヨーロッパ諸国では最低保障年金は常識になっている。高齢者が安心して暮らせるようにぜひ意見書を提出してほしい」と強く訴えました。

また、他の地区でもこのような動きが見られており、全部で22ヶ所の日本年金者組合本部が県議会への要請を行う模様です。

このような各団体の動きに関して、小沢クンは各本部へ、活動への支援の意向を表明し、意見書に署名をしました。

「私たち民主党がやってきたことは間違いではなかった。安心できる年金制度の実現へ向けて、これからもこのような活動に後押しされながら、国民のニーズに応えていきたい」

と改めて年金一元化について闘志を燃やしました。

各本部では、小沢代表の活動に対し、

「私たちのような小さな意見もすべて汲み取ってくれることが本当に嬉しい」

「今度の参院選では、私たちの声を反映させてくれる民主党の勝利を望む」

という声が多く寄せられました。



小沢代表、各地に出没

参議院選挙を2週間後に控え、小沢クンは都内各地の駅前で街頭演説を行いました。
小沢クンの演説には大勢の道ゆく人が足を止め、人だかりができており、今回の選挙での民主党への期待がうかがえます。

演説では、

「この選挙は何を問う選挙なのかもう一度考えてみてほしい。今の政治は、年金問題に現れるように一番大切な国民の生活をきちんと考えておらず、政治が国民の手にあるとは到底言えない。また官僚主導の政治や相次ぐスキャンダルは自民党に根付く体質を如実に表している。」

と自民党政治が作り出した格差社会の悲惨な現状や自民党の腐敗した体質を激しく批判、今の内閣は政治の末期症状であると訴えました。

また今回の選挙を政権交代に向けた一歩だと位置づけ、民主党が掲げているビジョンそして真の民主主義の実現についても熱く語りました。

小沢代表は

「この選挙で与野党逆転を果たさない限り、市場万能主義、逆に言えば弱者切り捨ての政治を変える機会はもうない。真の制民主主義を日本に定着させるチャンスもこの機会をおいてない。最大で最後のチャンスなのです。困っている人を救うために、そしてあなた自身が豊かさを追求できる日本をつくるために、是非民主党に一票をお願いいたします。ともに新たな歴史をつくろうではありませんか!」

と締めくくりました。

市民からは大きな拍手が起こり、

「今回の民主党にはものすごいパワーが感じられる。民主党なら今の暗い日本を変えてくれるかもしれない。」

と期待に溢れた声があがっていました。



(画像をのせるとどうしてもブログにアップできなくなってしまうので、今回は画像無しでのせさせていただきました。申し訳ないです・・・)

今回の民主党の活動は、若者への呼びかけ、年金問題、各地での応援演説とさまざまでした。

しかし、活動はさまざまでありながらも、小沢クンのコメントの一つ一つからその活動が、民主党のどういった信念の元で行われているのか、ということが分かりやすく伝わってきます。

これは参院選の前半にはあまり見られなかったものです。

与党を批判すること、それはもちろん野党の大切な仕事です。

しかし、政権を奪取し、自らが新しい日本を作っていくのであれば、現政権の批判だけではいけません。

国民が魅力的に思うような、国のあり方を強く示す必要があります。

民主党がどういった国を目指し、そのためにどういった政策を行うのか、ビジョンと政策のマッチングが最近の民主党からは感じられます。
そこがしっかりできていれば、ディベートでも自信をもって受け答えできると思います。

ただ今週一つ残念なことは、新潟地震に関してのレスポンスが民主党からは無かったというところですね・・・

泣いても笑っても参院選投票日まで残り二週間。

両陣営とも最高のパフォーマンスを見せて下さいね!

ちなみにテレビでは杉崎美香さんが恒例のあいさつをしてくれています。

「お目覚めのかたもこれからお休みになる方もおはようございます。」

ここに是非、

「お目覚めのかたもこれからお休みになる方もまだ仕事中の方もおはようございます。」

と付け加えて欲しいと思うのは決して私だけではないはずです。

みなさん、がんばりましょう。