『お父さん誕生日おめでとう』の広告 | 星州李氏の京都アジョシ

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韓国のある地方新聞に

『自由な広告』と言う名前のスペースが有ります

そこは、事業者でない個人や非営利団体に開放された

広告スペース

意見,主張,祝い,行事案内,結婚,誣告,感謝のあいさつなど

どのような内容でも掲載可能で

ただし他人の名誉棄損はダメ

広告料は1万ウォン~30万ウォンまで懐にあわせて

払うシステムだそうです

その『自由な広告』欄に

『お父さん誕生日おめでとう!』

と言う広告が載ったのですが、それが感動的で

評判を呼んだそうです。

内容紹介致します。




お父さん誕生日おめでとうございます。

6才.幼稚園入園前、親せきのおじさんの依頼を断れなく
貴方が保証人になり、庭の広い2階建ての家と別れな
ければなりませんでした。

13才.浄水場の末端公務員として、人生の第二幕を開いた
貴方の週ごと昼と夜が変わる勤務を食いぶちに私は
過ごしました。

18才.悪い成績で怒られたその日、はじめての反発をしました。
遅い夕暮、酔いが回った貴方の顔に滲んだ涙を忘れられません。

25才.除隊後サークル活動に熱心な私を見ながら、ひとり勉強を
始めました。老後を自ら開拓するという意思は10年近くもの
本との戦いに繋がりました。

33才.定年退職をされた貴方の手には虫眼鏡と共に公認仲介士
と住宅管理士の資格証が握られていました。

35才.歳の前に役に立たなかった資格証を背中に隠して
貴方はアパート警備員に就職されました。
24時間隔日勤務をする貴方の手には80余万ウォンと
息子に手をかけまいとする自負心が握られていました。

37才.体力低下と夜間勤務による累積疲労で脳梗塞という
招かざる客が訪れました。手術で健康はある程度回復しました
が、これからは、身体をいたわりながら過ごす歳になりました。



自分を捨てて私達の旗になろうと生きてこられた貴方

貴方の65年の厳しく辛い労働に頭を垂れて敬意を表します。

しんどい坂道、いつもひとりでしたね

これからは、私が貴方の脚になります。

健康と幸福が残された人生の話題となりますよう

願います‥‥。


愛するお父さんカン.ヨンホ65周年を迎え息子イルソンが捧げます。




翻訳が上手く有りませんが

こんな内容です

涙しました。