D.食料

 

   1  カロリーメイト  5箱  

  ぱさついて食べにくいが、飽きにくい。味を色々かえて食べれる。バランスが良い。

 

   2  ウイダー  エネイドゼリー  2個

   最初のロードで使用。最近、ジェルトいえばこれしか使わない。まずまずおいしい。食べやすい。75g150キロカロリー。ピーチと青りんご味。

 

   3  柿の種   1袋  

  大好きな1品

 

   4  VESPA WASP     ワスプ・オーカニック    8個

   きなこ味好き。おいしい。プロテインも入っている。

 

    5    おーいお茶の粉末   適量

   沢の水をお茶に変身させる。水にすぐに溶ける。

 

    6  VESPA HYPER   4個

   疲れた時に使用。

 

    7  ZEN SUPER DRIVE   40錠位

   適当に摂取。雨に濡れてギトギトになった。高いのに・・・。どうでもいいけど、何故、あんなわかりにくいパッケージにしたのだ・・・

 

    8  ウイダーinバー プロテイン  4個

   寝る前に食べるプロテイン。寝る前、1日最低10グラム以上はプロテインを摂取し、筋疲労を回復させる。

 

 

  E.市野瀬・デポ品

 

   1

  上記の食料後半分。市ノ瀬で食べる火を使わないで温まるアルファ米ビビンバ+オイルサーディン。お茶、

    2

  後半のランシャツ、ランパン。ホッカイロ、ファーストエイド&色々な薬。予備ポール。予備ザック。予備シューズ。予備レインウェア、リペアキッド、タオルなど。

 

  F.基本的な行動計画  

  20時間行動4時間睡眠で計画したが、最初のコース変更、台風、スゴでの長時間ビバークで予定が狂い、そこからは、いきあたりばったりになってしまった。行動計画をきちんと修正して、行動すればよかったと反省。

 

   G.疲れを残さない工夫、摂取していたサプリ、足のケア方法など

   寝たいときにきちんと寝る。できるだけ爆睡する。寝る前にプロテインを10g以上摂取して疲労を回復させる。足裏は・・・ガーニーグーやステロイド軟膏などを使ったが、改善できず。濡れない工夫がそもそも必要だった。ずっと濡れている状況を作ってはいけない。

 

  H.ケガ、故障、不調箇所など

   大会中

  足裏の痛みのみ。後はたいしたことなかった。疲労は予想より軽く、1日寝たら治った。内臓は全く問題なし。転倒なし。打撲は軽いのが1回。

 

   大会後

  足裏が強烈に痺れた。夜寝れないほどだった。リリカとメチコバールを使ってなんとか耐える。治癒に1ヶ月かかった。

 

  I.GPSトラッキングと情報伝達

   スタートはあまり反映されてなかったらしく、身内の応援者に心配をかけてしまったようだ。ついったーやフェイスブックで、状況を発信するのも大事かなと思った。反映されてからは、色々な応援者が待っててくれて力になった。位置関係を把握できるので、楽しいと思う。

 

 

  J.このレースで得たもの(感動、愉しみ、嬉しさ、哀しさ、辛さ、疲労・・・)

   雨&風はアルプスでもけっこうトレーニングしたつもりでした。しかし、これだけ続くと・・・やはり厳しかった。補給のミスも響きました。思い通りに行かない時はつらかった。仲間についていけない時は特に堪えました。ルートロストも堪えました。その度に自分で自分を支え、精神力は本当に鍛えられたと思います。台風の北アルプスを越えられた時は本当に感動しました。やればできる!ロードでの足裏の痛みがでた時は、「この痛みは今まで、自分が他人にしたことの痛みだ」と考えて耐えました。沢山の人達に声をかけてもらい、握手をして本当に感動しました。力になりました。リタイヤの決断は辛かったです。でも、子どもの写真を見ながら、南アルプスの真っ暗な夜に十分に考えました。全力は尽くした。行ける根拠もなく進んだら、それはチャレンジではなく、無謀なんだと。今まで進む時はきちんと根拠が考えられていました。それが無くなったら本当に死んでしまうかもしれない。不思議と悔しいけど後悔は無かったです。それよりも、安全に山を下りる事に切り替えて集中しました。小河内非難小屋のご主人夫妻、登山客のAさんには本当に優しくしてもらい感動しました。いつか恩返しに行きたいと思います。この先の人生で辛いことがあっても、乗り越えられるような気がします。そして、色々あっても、ちょっとやそっとじゃ死なねーぞ!と強く思えるようになりました。

 

   K.このレースのための特別なトレーニング

   家からスタートして、ロード30㎞+山縦走20km+ロード30㎞ 家にゴール。みたいなコースを何個か作って旅的にトレーニングした。後は、2013年夏はアルプスに行きまくった。春、秋は地元のロングトレイルを旅する。秋の1000メートルで何回か雨の中ビバークして、経験地を増やした。できるだけ毎日地元の里山を走る。雨でも里山に行く!!

 

   L.最後にひとこと

   TJAR本戦はやはり過酷でした。必要な能力は・・・まずは、寒さ対策。特に動いてるときではなく、止まっているとき。体力を回復させることができるビバークができないと、最悪初日でリタイヤになると思う。後は食べる!!食べた分しか動けない。そして、飲む!!飲まないとすぐに脱水になる。経験がとても重要だと思う。もちろん、スピードも必要。リタイヤはとてもくやしかった!次回リベンジしたいと思います。。。運も味方につけないとね・・・。TJARは厳しいレース。適当につっこんで命を落としたらアウト!TJARは出場選手が山、人に謙虚に、安全第一に考えることができないと、このレースは無くなってしまう。最後に、実行委員の皆様本当に熱いレースを支えてくれて、ありがとうございました!感謝。信州長野県!日本アルプス最高!