大人になり、社会にでて色々あるが・・・

看護師国家試験の合格発表をWEBで確認する時と同じくらいに

TJARの結果は緊張する。

 

これは、大人になってからの本当に貴重な経験だと思う。

 

TJARの結果発表は長い文章でくる・・・

 

2014年6月18日

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大変お待たせいたしました。書類審査の結果をお知らせいたします。

大変手間のかかる様式にも係らず、提出をありがとうございました。
TJARへの想いが感じられる書類に身に引き締まる思いでした。
まず書類選考の結果の発表の前に、
これまでの経緯とその審査方法についてご説明します。

当初から、このTJARは事前の書類審査を行ってきました。
その上で、指定日に指定のコースを皆で辿り、そのタイムの評価をしていました。

当時はこんな無謀な挑戦をする人は少なく、実際にそれなりの経験を持った人達だけがエントリーしていたので、それでも問題はおきませんでした。

しかし、トレイルランニングブームの盛り上がりと共に希望者が増える中、
実践的な山岳経験の無い人の挑戦も見られる様になりました。
基本的な野外生活力、悪天候時の対応などかなり不安を感じる人達です。

ご存じの様に、このTJARは自己責任が基本です。
他のトレランレースや登山ツアーがとっているような緊急時の備えはできません。
経験の少ない人がもし危機的状態に陥った場合、
多くの人を巻き込む重大な事故に発展する可能性があります。
これは決して大げさな表現ではありません。

実際過去にも極めて危険な事例がありました。
こういった経験値の低い人、判断力に欠ける人には、出ていただくわけにはいきません。

これはTJARの存続を左右する重大なことだと考えています。

しかし、そのような人物評価が簡単にできるはずもなく、
このTJARを完走できるパフォーマンス(知識、経験、体力)を持っているのか?
どうやったらその評価ができるのか?
それを形にしたのが今回の参加確認書です。

この参加確認書は、いわば履歴書の様なもの物だと思います。
自分自身を知らない実行委員に対して、
「私はこんな実績を持っています」、
「TJARを完走するためこういった取り組みをしてきました」といった情報を、
我々実行委員は読みとりました。

さて、そこで皆さん気になる判定基準ですが、
あくまでも前提として、
10.山岳/走力、11.平地/走力以外の必須条件は、
全て満たしている必要があります。

これが不完全であれば、まず応募できません。
軽微な勘違い、わずかな数字未達成の場合は再提出を求めていますが、
多すぎる修正箇所、指示通りの写真が提示されていない、
露営経験がTJAR的行動からかけ離れた通常登山ペースなど。
こういった方は参加要件を満たしていないので、
応募資格無しとして審査対象から外させていただいています。
ここまでが数字やデータの客観的評価です。

ここまでの参加要件を満たした中で10.山岳/走力 11.平地/走力に関しては
単純な数字で切り捨ててはいません。
あえて具体的な数字は示しませんが、他の実績と併せて判断しています。

審査の基準は

・TJAR参加を見据えた入念な準備を整えている者

・内容の充実度

・より厳しい環境で訓練を積んでいる者

としています
。これは書かれた内容をじっくりと読み込み、複数の実行委員で客観的な審査をしています。
よって参加要件(数字)を満たしていても形式的な経験、
TJAR的な行動から掛け離れた実績の提示などは
このレースの本質的な部分が理解できていないとして否としています。

実際、ここでの判断に大きなばらつきが無かった事を報告します。
また、この確認書に書かれていない過去の素晴らしい実績や
個人的な付き合いの中で知り得た情報は一切加味していません。

以上が審査ポリシーです。


さて、貴方は厳正なる書類審査の結果「合格」となりました。

6月28~29日に行われる選考会の参加権が得られました。
選考会の詳細は最終的に詰められていない部分がありまだ発表できません。
決定し次第メールにてお送りいたします。

6月16日(月)までに以下の書類の提出、選考会参加費の振込みをお願いします。

・選考会申し込み書
これは自身で親族に内容を説明の上署名、捺印をもらって下さい。これは郵送のみです。

・山岳保険のコピー
すでに提出していただいた方は結構です。メールもしくは郵送して下さい

・救命講習終了証明書のコピー
すでに提出していただいた方は結構です。用意できている人は同時にメールもしくは郵送して下さい。この提出期限は7月14日です。