先週、ブラタモリ・知床編が有りました。日本各地を訪ね、地形の成立ちや郷土歴史研究家と
軽妙なやり取りで、博識タモリが鋭い考察を加える放浪記です 知床岬を船で回るシーンで懐かしい出来事を思い出しました 徒然法師の多感な学生時代 「人生如何に生くべきか」 悩みながら自転車に寝袋を積み、各地を放浪していました ある夏休み、福岡から京都舞鶴行き、フエリーで小樽着、北海道1周に挑みました 稚内付近で資金尽き、近くの浜頓別で酪農のアルバイト、牧草の積降で地平線の彼方まで何度も往復しました 2度目は阿寒湖で寿司・ラーメン出前持ち1ヶ月で資金確保、知床に出発 宇登呂~羅臼迄、知床岬巡りしました 出発は小雨混りで、オホーツク海の灰色の海でしたが、断崖の知床岬を回ると、途端に、陽ざしが射し、海も紺碧の深い色に変わりました 一瞬の事でしたが、知床山脈の連なりと、吸込まれそうな海の色は深く心に残っています 郷土史家が、大昔知床、国後、択捉の海底火山が隆起、今の知床山脈と深い海溝が東西に形成された歴史を語っていました 当時、知床岬周遊で何かが変わったような気がしました 「何処かに自分の求める物が有るのではなく、自分が現在いる処で、本分を尽くす事で得られる」そんな天啓が湧き上りました 思い立ったが吉日 熊の出そうな釧路湿原を抜け、釧路から福岡に一目散、本分の学業に励みました
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