それでは旅の続きを書きます。
よろしく!
21箇所目、和歌山。
この日はナナイチ全国制覇ストリートライブツアー、21箇所目にして
初めて朝から雨が落ちていた。
ストリートライブは基本、外でやるので最悪の場合、雨が降っていたら中止にせざるを得ない。
駅などで運良く屋根がある場所でできるときもあるけど、できないことの方が多いので、
朝から2人で不安な時を過ごしていた。
僕らの想いとは裏腹に無情に落ちる雨の中、車で向かった。
ワイパーは右へ左へ…
和歌山駅に着き、まず一つ目の奇跡がおきた。
駅はライブのできそうな屋根で覆われていたのだ!
すごく嬉しかった。
もう日程の告知もしているため、中止にするということはツアーの失敗を意味していた。
和歌山駅に着き準備をしていると、駅ビルの中の店員さんと思われる人が話しかけてきた。
この場所ではできないって注意されるのかと思ったら、ナナイチを観に来てくれた人だった。
すごく嬉しかった。
準備を進めているうちにお客さんが集ってきてSEを流した。
1曲目を歌いだそうとしたときに2回目の奇跡がおきた。
なんと雨があがったのだ!!
まるで神様にツアーの成功を後押しされた気がしてすごく嬉しい気持ちで和歌山ライブを終えることができた。
次の場所、大阪へ。
276/500
22箇所目、大阪。
大阪駅に着く頃にはもう日が落ちていた。
巨大都市でのストリートライブはあまり経験がないため、
どでかい駅のどこでストリートライブをやればいいのか、
どこでやると伝えればいいのか分からず駅の周りをぐるぐるまわっていた。
その時、泉の携帯が鳴った。
ナナイチが大阪でライブをやるとTwitterで知ってくれていた
大阪出身のミュージシャンの知人が大阪駅まで来てくれていたのだ(感動)。
しかも、大阪でストリートライブをやる場所を事前に見つけてくれていて場所をとってくれていたのだ(大感動)。
先輩に助けられた僕たちは大阪でストリートライブをやることができた。
大阪でもたくさんの人が来てくれた。
本当にありがとう。
ストリートライブが終わると、僕たちは西宮に住む僕のおばあちゃんの家に車を走らせた。
夜のストリートライブを終えて夜もだいぶ深くなっていたけど、おばあちゃんは待っていてくれた。
ガレージに車を止めて家に入るとおばあちゃんの懐かしいにおいがして、つい甘えた声で
「おばあちゃん、ただいま」
と言ってしまう。笑
次の日はオフだったので朝から曲を書いている泉。
その横でおばあちゃんはそうめんを茹でている。
不思議な光景だ。笑
そうめんを食べ終わると、買い物をしにアメ村へれっつごー。
ファッションが大好きな僕はこの瞬間、やはりテンションが上がってしまう。
素敵な店をいくつか知っていたため、泉やシャンチンにも教えて一緒に買い物をしたかったのだ。
LA直輸入の日本未発売のアディダスを中心に買い物は続く。
色合わせやロゴ合わせ、サイズ感。
気に入ったものがいくつかあったのでそれを購入した。
泉がめっちゃ買ってたw
次の場所、三ノ宮へ。
296/500
23箇所目、三ノ宮。
三ノ宮でストリートライブをやれる場所は、パイ山という場所だ。
Twitterでストリートライブをやる場所を告知していたのだが、
僕はパイ山という名称を書きたくなく、しばし悩んだ。
パイ山の名前自体を否定しているのではなく、パイという字を書くことが恥ずかしくて仕方がなかったのだ。
結局、パイという字をTwitterには書いたのだが、
その時の決意や決心は相当なものだったとみんなにはしっておいてもらいたいです。笑
「パイ」山でのストリートライブも大盛況で終わった。
ありがとう。
次の場所、岡山へ。
301/500
24箇所目、岡山。
岡山ヤンキー多かった。笑
駅前のマックでストリートライブをやろうと準備をしているとわらわらわらわらとヤンキーが集ってきたぞ。汗汗
そのヤンキーのおかげなのか分からないけど、お客さんがたくさん集ってきたぞ。(ラッキー!ヤンキーありがとう!)
そんなに駅自体に人は多くなかったけど、すごくたくさんの人に聴いてもらえた。
CDもたくさん届けられたよ!
次の場所、高松へ。
314/500
最初に言っておくが、四国では厳しい戦いが待っていた…(それ以上に素敵な出会いもありました!)
25箇所目、高松。
高松駅でのストリートライブでは、46都道府県ツアーの中で一番の晴天だった。
こんな青い空見たことないってくらい!
CDは3枚しか届けられなかったけど、気持ちよく歌うことができました。
前日の岡山で立ち止まってくれた男の子が、友達を連れてきてくれて嬉しかったなぁ。
次の場所、徳島へ。
317/500
26箇所目、徳島。
16時くらいに徳島駅に到着してストリートライブをやる場所を探した。
ホテルの前で歌うことに決めた僕たちは準備を始めた。
ホテルの中から従業員らしきスーツを着たおじさんが出てきて止められるのかと思ったけど
「日本一周」ののぼりを見て僕たちを応援してくれた。
「日本一周」というワードはおじさんに好かれるらしい…!
次の場所、高知へ。
322/500
続いてはよくライブやイベントで話している高知へ。
高知伝説。
よろしくお願いします!