七色のカーブ | 実平雄飛の「日常」
七色のカーブ




ふいに漏れた弱さ隠して
進むことさえ臆病になる

何を求めて 何を手にして
何を落としてくだろう


ついたため息 君の横顔
通り雨は 僕たちの肩

意地はったって 強がったって
君だけを求むだろう


この雨が雪に変わり
この街を埋め尽くしたら
重ねた時と音に彩られた
言葉たちが溢れ返る

空に掛かる虹の橋は
緩やかなカーブ描き
七色の記憶にキスしながら
この場所で歌いたいと思う


この場所で


またこの場所で

唄うよ。


寒いねって君が言って
初雪がこぼれるよ
隠してた弱さもみんな
白い吐息になるよ

この雨が雪に変わり
この街を埋め尽くしたら
重ねた時と音に彩られた
言葉たちが溢れ返り

空に掛かる虹の橋は
緩やかなカーブ描き
七色の記憶にキスしながら
この場所で歌いたいと思う


この場所で

またこの場所で


唄うよ。





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雄飛。