凄かった映画、「トゥモロー・ワールド」。 | さんでんじのこころ

凄かった映画、「トゥモロー・ワールド」。

月曜日の夜に、NHKのBS放送で放映があったんだけど、あとでゆっくり見ようと、まずは録画にした。で、昨日、早速見たんだけど、なんという汚らしい場面というか、これがロンドン?その動きが凄い。まずは、最初のコーヒーショップの爆破シーン。主人公がコーヒーを買って、店内から外に出て、コーヒーを飲もうとしたら、ドカンと爆破。これが、1カットで撮られているのだ。凄い。あまりにも汚らしさがリアルなので、思わず目を背けたくなるが、ジッと我慢して見る。それが未来って?場面の展開がすごくって、気持ち悪いリアルさがある。未来は汚れている?そして、いっぱい人が死んでいく。終盤なんか、なんというリアルな戦争場面。まるで映画、プライベートライアンのようだ。時々、もの凄く長いワンカットがある。どうやって撮影したの?と、驚くばかりのシーンの連続だ。こんな近未来になったら嫌だなあと思うけど、今の人間の性から考えたらありえる話しかも。人類が繁殖能力を失うって、つまりは人類の滅亡。そんなことをしみじみ考えされられる前に、迫力のある先頭シーンに圧倒された映画でした。いや~、凄い映画だ。それだけだけど、とにかくびっくりした。NHKのBS映画って、なかなか掘り出し物だねえ。