中央環状線東部の開通と同時にできた線が、六号三郷線と高速川口線である。
つまり、東北自動車道と常磐自動車道を都心まで直結するためのルートである。
それまで岩槻で一般国道122号線に降ろされていた時代を思うと、ウソのように便利になったのも、もう四半世紀前の話である。
「六号三郷線」とついているので、この高速は、六郷向島線の延長なんだろう。
ずっと綾瀬川の左岸を走り続け、埼玉県に入る。
高速川口線は、首都高速何号とはついていない。
主に埼玉県の中を走るので、略号は「S1」なんだそうだ。
「ここは埼玉ではない」と足立区の人は、へそ曲げないだろうか。
この高速は、江北ジャンクションから荒川を上り足立区と川口市の境い目を縫うようにした後、埼玉県に入る。
完成してから二十五年も経っているのだから、いろいろな歴史や思い入れも出来てきたはずの路線である。
個人的にはなかなか使う機会がない道で、思い入れ出来る場所がないのがちょっとさみしい路線ではある。
次回は、中央環状線の続きである。
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